ドラッカー・コレクションへ

6月18日(木)

16日(火)から一般質問が始まり、今日が3日目。
改選後、心機一転で力がこもった質問も見受けられますが
森田知事の答弁は、相変わらず他人事のようなそっけなさ…。
地方再生どころか、千葉県に地方自治があるのか?
と突っ込みたくなります。

明日は、会派同僚議員の小宮さんが質問に立ちます。
ここ数日、彼女の質問項目を確定させるため、職員さんたちが
会派室を出たり入ったり、請願の依頼にたくさんの方々が来られたりと
慌ただしい空気が充満。

気分転換したい!
本会議終了後、思い立って千葉市美術館へ。
県庁から歩いて10分程のところにあります。

ドラッカー1
開館20周年記念展「ドラッカー・コレクション 珠玉の水墨画」開催中

「マネジメントの父」とも呼ばれるドラッカーですが、日本の古美術に
深い愛情と関心を寄せ、水墨画に優れたコレクションを築いていました。
稀少な室町時代の作品は「山荘コレクション」と名付けられています。

正気を取り戻し、世界への視野を正すために、
私は日本画を見る -Peter F. Drucker

展示室に入ると、ドラッカーのメッセージに迎えられました。
まさに今の私の心境にぴったり!

室町時代の「知有」や「精庵」など逸名・逸伝の水墨画家や初公開を含む
111点が展示されています。
2時間近くドラッカーが愛した日本の美に浸ることができました。
ドラッカーが水墨画を通して見出した「位相幾何学」「トポロジー」
「知覚力」といった日本的なるものも興味深いところです。

歴史のかなたにタイムスリップし、静かなエネルギーをもらったひと時でした。
ドラッカー展は、今月28日(日)まで開催しています。
ぜひ足を運んでみてください。

ドラッカー2

美術館の外に咲いていた白紫陽花
白紫陽花
こちらも見頃です!