12月県議会が閉会しました

12月22日(木)

今年も残りわずかとなりました。
一昨日20日(火)には、12月県議会が閉会。
午後1時からの本会議において、私はトップバッターで登壇。
27年度決算認定に反対、「不認定」の立場から討論しました。

討論の内容は、以下のとおりです。
    ↓
27年度決算認定の討論原稿

議案の討論は、山本友子さん。
発議案(意見書)の討論は、小宮清子さんが行いました。
今議会で最大の議論になったのは、何といっても
「山武地域談合事件の賠償金減額受け入れ」議案。

県発注の土木工事で山武地域の入札参加業者30社が
過去4年間で208件の談合を行ったことが発覚。
県が業者らに賠償金を請求したものの、その後倒産する業者もあり
最終的には17社が千葉簡易裁判所に賠償金の減額及び分割納付
を求めて民事調停を行いました。

その結果、本来であれば契約金の20%の賠償金9億7245万円を
支払うべきところ、8%の3億8898万円に減額し、分割納付を
認めるという調停案が示されました。

県は公認会計士に各社の財務能力を調査させ、20%の支払いは
可能だと主張していたにもかかわらず、一律8%とした調停案に
従ったのはなぜか?

今年2月議会に自民党から「談合業者に温情を」という請願が
出され、可決していたのです。
この結果に県当局が引きずられたことは、疑いようがありません。
政治的圧力が働いたのは、だれが見ても明らかです。

公平・公正・中立を旨とする県行政が入札・契約制度の根本原理を
覆し、悪しき前例を残すことは言語道断です。
今後に大きな禍根を残してしまいました。

県政に限らず、国政も同様、明るい話題が見当たりません。
心が沈みそうな年の瀬です。

そんな中、鋸南町の方からお花が届きました!

鋸南の花々

一足早く春の訪れです。
花を活けていると、明るく前向きな気持ちになります。
本当にありがとうございました!