むつざわスマートウェルネスタウン/一宮町訪問/外房エリアの活性化/ 会派県内視察

今日は雨模様の一日でした。
朝8時半過ぎに県議会棟を出発し、睦沢町にあるむつざわスマートウェルネスタウン拠点形成事業(道の駅むつざわつどいの郷)を会派メンバーと視察。

施設のテーマはウェルネスと地産地消。
地場産ガスで温める天然温泉、農産物や加工食品、鉢植えなどの直売所、地域の食材を生かしたイタリアンレストラン、レンタルサイクルなども楽しめます。

この場所には2018年1月に自治体P P Sの先進事例の調査で訪問。
その時はまだ工事に入る前で広々とした野原が広がっていました。
前町長が「健幸コンパクトタウン」を熱く語り、現地まで同行してくださいました。

その後の令和元年房総半島台風では、地域分散・自立型発電施設として、その効果を発揮し、周囲の停電が長引く中、防災「道の駅」としての機能も発揮しました。
また、敷地内に建てられた若いファミリー層や高齢者用の福祉住宅についても、すべて満室と好評のようです。

施設の管理者からお話を伺いましたが、コロナ禍での集客の厳しさや物価高で当初の計画どおりとはいかず、だいぶ苦労をされているとのこと。
とはいえ、先進的な取り組みとして全国からの視察も絶えないそうです。

敷地内の加工施設ではオリーブの搾油機も設置しており、(株)房総オリーブの金子健一代表からご説明を受けました。
同社のオリーブオイルは大変好評で、昨年は直売所でもすぐに完売したとのこと。
今年もまもなく搾油作業が始まるそうですが、500本の限定製造だそうです。
ネット販売はしていないようなので、いつかは味わってみたいです。

食事後は、一宮町へ。
オリンピックサーフィン会場となった同町のまちづくりの今と今後の課題について、町役場で馬淵昌也町長や藤乗副議長、内山議員にも同席いただきました。
外房エリアの活性化をはじめとする諸課題について、ご教示をいただき、活発な意見交換することができました。

特に印象的だったのは、馬淵町長。
立憲民主党の馬淵澄夫衆議院議員の従兄さんとのこと。
町政への熱い思いと旺盛なサービス精神、フットワークの軽さに感嘆しました。

雨の降りしきる中、サーフィン会場の釣鐘海岸までもご案内いただき、とても心に残る良い視察でした。
お忙しいところ、ご対応いただき、ありがとうございました!