認知症ウィークエンド(その2)
9月15日(日)
昨日14日は、認知症メモリーウォーク・千葉in佐倉に参加。
認知症のご本人やご家族、高齢者クラブや社協をはじめとするメンバーが
実行委員会をつくり、認知症に対する偏見を取り払い、理解を深めるために
パレードを企画した。
当日参加も多く、総勢200名ちかく集まった。
日差しも強く汗ばむような快晴のなか、横断幕を持ってスタート。
中村議長、西田県議らとともに沿道で出会った方々にアピール活動
誰でもが認知症になる可能性はある。
昨日の話でも高齢者の4人に1人が認知症と聞き、
改めて他人事ではないと感じた。
そういえば、私も息子たちから時々認知症扱いされている…。
臼井の駅周辺を歩き、改めて人影が少ないと実感。
もっと人出のある場所・時間帯だったら良かったのだが。
40分ちょっとでゴールに到着
暑いなかお疲れさまのかむろちゃんと
午後からは、音楽ホールで開かれた講演会に参加。
日本早期認知症学会第15回学術大会が12日(金)から佐倉で開かれ、
最終日のこの日は市民公開プログラム「医療講演会」&「音楽の夕べ」。
特別講演は群馬大学の山口晴保ドクターによる「認知症の早期治療」
今日は認知症発症率が5歳ごとに倍増するという新情報も。
若いころから食事も含めてバランスのとれた規則正しい生活をすることが
何よりも大切だということ。
そして、脳を活性化するリハビリテーションをご教示いただいた。
加えて、認知症の本質は他者との関係性の障害であることも示された。
続くシンポジウムでは、テレビで有名な回虫博士・藤田紘一郎さんによる
面白くてためになる「脳を支える賢い腸」のお話
このほか、国立国際医療センター藤田順子ドクターによる嚥下障害
リハビリテーションの話なども興味深い内容だった。
音楽ホールには高齢の参加者も多く、関心の高さがうかがえた。
年をとっても認知症になっても安心して暮らせるまちづくりの実現。
言うは易く、行うが難し。
しかし、地域にあるさまざまな医療・介護資源や市民を含めた地域人材を
有機的に結び付けるしくみづくりは、待ったなし。
佐倉市や千葉県のコーディネート力が求められている。
今日のイベントでは、市職の皆さんがいきいきとがんばっていた。
住み続けたいまち佐倉に向けて、私もがんばろう!