健康福祉常任委員会/ コロナ対策・発熱外来指定医療機関/児童相談所専門職の確保
こんばんは。
朝夕の寒さが増してきました。
昨日は所属の常任委員会が開かれ、健康福祉部と病院局にかかわる議案や「その他・諸般の報告」について質疑しました。
週明け20日(火)議会最終日には、474億9400万円の追加補正予算が提案される予定です。
その内容はすでに公表されてはいますが、手続き的には議案はまだ議会に上程されていません。
議会最終日の本議会で知事から議案の提案があり、その後に補正予算にかかわる所管の常任委員会が開かれ、審議するのが通常のやり方です。
しかし、今回の追加予算の大半が季節性インフルエンザとの同時流行に備えたコロナ対策。
しかも、新規事業が多く、保健医療の予算が300億円も占めており、最終日に十分な審議時間が取りづらいことは目に見えていました。
そこで、あらかじめ財政部局や所管部局にその旨を伝え、「その他・諸般の報告」のなかで追加予算について質疑することにしました。
とはいえ、コロナ感染リスクを踏まえ、委員会で貴重な時間を独占しないよう、コロナ対策と児童相談所の専門職確保の課題の2項目に絞り、コンパクトな質疑を心がけました。
病院局の審議では、がんセンターに県が設置したコロナ臨時医療施設の体制、新棟開設にともなう450床フルオープンの見通し、県立病院の看護師の採用・定着策について、取り上げました。
全体で45分程度かかりました。
詳しくはまた改めて報告しますが、今朝の千葉日報では委員会で質疑した児童相談所における福祉専門職不足について取り上げていただきました。
この厳しい現状をどのように打開できるのか?
担当部局だけではなく総務人事部を含む全庁をあげて早急に取り組む必要があります。
令和8年度には2つの県児童相談所が新設予定です。
加えて、船橋市や柏市でも新たにが児童相談所を設置することになっています。
将来、県内の児童相談所で必要となる人材需要を見据え、県が専門職の人材育成・確保計画をつくり、着実に進めるべきと求めてきました。
今議会では、ようやく県当局から「方針のたたき台を作成し、年度内に決定する」との答弁がありました。
一歩前進ですが、難題です。
引き続き働きかけていきます。
画像は昨日の健康風市常任委員会と会派控え室に飾られたポインセチア