市民ネット全国集会in横浜
5月22日(日)
今週末は、横浜で開かれた全国市民政治ネットワーク全国交流集会に参加。
北は北海道から南は九州まで全国9つの市民ネット組織が2年に一度集まり
互いの活動状況を報告し、交流します。
今回は、参院選に再挑戦する大河原まさこさんの決起集会も兼ねています。
昨日21日(土)の政策フォーラムでは「現場の声を政治に活かす」という
テーマでエネルギー、農業、子育て等の切り口で各現場のパネリストを
迎え、政策討論が行われました。
コーディネーターの大河原さんとパネリストの保坂展人世田谷区長
第二部の決起集会では、脱原発でおなじみのゼロノミくまさんが登場
終了後、桜木町駅前に移動し、大河原さんと街宣活動を行いました。
私も大河原カラーであるグリーンのTシャツを着て、応援演説しました。
アピールグッズ持参で応援する千葉県ネットのメンバー
ゼロノミくまさんも一緒です!
生活の現場から、地域の足元から、そして地方から政治を変えたい!
生きづらさを抱えている少数者、子どもや女性の視点から
見えづらい問題を顕在化し、声なき声に耳を傾け、代弁していくことが
私たちの役割であり、「市民の議席」としての大河原さんの当選に向けて
共に闘っています。
翌日22日(日)は、分科会に分かれ、研修を深めました。
介護保険改正の影響、子ども・若者の支援ほか、4つの報告を聞きました。
特に、神奈川ネットが行った子ども・若者支援の調査が興味深く
とりわけ県立高校におけるNPOの取り組みは、目からウロコ!
神奈川県立田奈高校では、毎週木曜日にNPOが図書館内でカフェを運営。
NPO多文化共生教育ネットワークかながわによる
学習支援「ふらっとカフェ」と居場所たまり場「ぽちっとカフェ」が
空き教室で開かれています。
定時制に通う生徒の中退をなんとか減らそうと学習支援・生活相談等も
行われ、学習支援には大学生が、居場所の方は若いNPOスタッフが対応。
飲み物やちょっとしたおやつも置いてあり、福祉部門の自立支援室も
関わっています。
また、ケースワーカーとも連携し、生活全般を支援する仕組みも
整いつつあるそうです。
子どもたちを支えるためには、教育的視点、福祉的視点といった
縦割りではない包括的な支援、官民の垣根を越えた連携が必要です。
この他にも環境調査など、とても参考になる報告を聞きました。
今後の活動に活かしていきたいと思います。
全国の市民ネットの仲間から元気をもらった二日間でした。