間もなく12月議会・県立佐原病院

日増しに肌寒くなり、秋も深まってきました。

昨日は12月議会に向けて、会派代表者会議、議会運営委員会が開かれました。
議員の期末手当を引き上げないと議会一致で決定。
9月議会で職員と議員の処遇を分けるよう条例を改正し、一歩前進しました。

20日(火)は、会派で県立佐原病院を訪ねました。
極度の医師不足に直面しながらも、地域の中核病院として大きな役割を果たしています。
山本病院長や永井事務局長からお話しを伺いました。

県立佐原病院

県立佐原病院

さまざまな課題があるなかで、現場の医療スタッフも事務方も本当にがんばっています。
5年前には24人居た正規医師が今では12人。
レジデント3人を合わせてトータル15人、プラス非常勤の医師で何とか踏ん張っている状況。

とはいえ、地域の医療ニーズに的確に応え、2年前に居宅介護事業所、訪問看護ステーション、地域包括ケア病棟を開設。
医療と介護の連携の受け皿、ネットワークを着実に広げています。

訪問看護の研修も民間に伝え、地域医療のリーダーとして信頼を得ているのは素晴らしいことです。
昨年には、看護相談外来を開設し、訪問看護ステーションも「機能強化型」に移行と着実にパワーアップしています。
この取り組みをモデルケースとする新規事業が今年度予算に計上されました。
私も予算委員会で取り上げ、印旛医療圏で手をあげてくれる病院が出て欲しいと大いに期待しています。

県立佐原病院

県立佐原病院

この他にも書ききれませんが、たくさんの貴重な情報をご教示いただきました。
やはり現場に足を運ぶことが第一です。

院長先生はじめ、お忙しい中をご対応いただき、本当にありがとうございました。
この学びを佐原病院のさらなる発展に生かしていきたいと思います。

急性期医療、在宅医療、予防的医療の三本柱でがんばる佐原病院。
新しい病院のパンフレットも素敵です!

県立佐原病院