新型コロナウイルス対策 早急な医療現場への支援を!

5月末までの緊急事態延長を受け、千葉県では5日(火)に新型コロナ感染症対策本部会議が開かれました。
前回会議4月10日以来の開催になります。

議題は、
(1)新型コロナウイルス感染症の発生状況及び医療提供体制について
(2)緊急事態宣言の延長に伴う措置の内容について
(3)国への要望について

以下、千葉県の医療提供体制についてのダイジェストです。

① 千葉県におけるPCR検査件数について

3月下旬から増加し、直近では400件前後で推移している。 (現在の検査可能件数:千葉県474件、千葉市32件、船橋市20件、柏市20件)
また、地区医師会等による検査も進めている。

②千葉県の感染者数について

5月4日現在、千葉県の累計感染者:865名
内訳:入院中268名(うち重症19名)、入院調整中等182名、ホテル療養33名、施設内療養68名 退院226名、療養解除51名、死亡34名等

③病床確保の状況について

○移行期において患者を受け入れる病床数として医療機関から回答のあった数
おおむね450床(5月4日現在) ⇒ 目標850床

※対象医療機関:災害拠点病院(25)・公的医療機関(31)に病床確保を再要請中 上記以外の全病院(235)にも病床確保を要請中

○軽症者等を対象に、ホテルにおける宿泊療養を実施 (入院中及び入院調整中の軽症者等で、高齢者や基礎疾患のある方等以外を対象とする)

○特措法に基づき、感染が拡大した場合に備え、大規模施設を活用した臨時の医療施設 の開設準備中

以下のホテルで、合計526室
成田ゲートウェイホテル 250室 4/20~6月末(予定)
桜スカイホテル柏 56室 4/22~5月末 (予定)
バーディーホテル千葉 120室 4/30~6月末(予定)
船橋第一ホテル 100室 4/30~6月末(予定)

*ホテルへの支援体制
成田ゲートウェイホテル ・3クール計76名の県職員を派遣 ・医師は近隣医療機関の協力 による
その他は、地元市から職員派遣 及び近隣医療機関の協力による

多くの職員がそれぞれの現場で懸命に任務にあたっていることは十分承知しています。
しかし、5日の対策本部会議では、国への要望や県の独自策について具体的に示されておらず、本当にこのままで大丈夫なのかと思わざるを得ません。

特に医療現場への県独自の支援は、待ったなしで進めるべきです。
また、県の今後の対応について、県民に分かりやすく「見える化」し、示すことも必要です。

明日は、6月議会代表質問のヒアリングの予定です。
臨時議会以来、久しぶりの登庁です。

写真は、早朝の佐倉城址公園。
昨日、朝6時過ぎに家人とウォーキングしました。
季節は初夏に移りつつあります。

早朝の佐倉城址公園

早朝の佐倉城址公園

早朝の佐倉城址公園

早朝の佐倉城址公園