実りの秋/ 千葉県種子条例常任委員会で可決

金木犀の香に秋を感じるこの頃です。
9月定例議会も今週からは常任委員会の審議に移っています。

今日は農林水産常任委員会が開かれ、種子条例が付託されるので傍聴しました。
主要農作物であるイネ、麦、大豆に加え、本県の特産である落花生も対象とする条例に対し、自民党の實川委員と所属会派の竹内圭二委員が質疑。

この条例については、会派代表質問でも取り上げ、それに先立ち八街にある県農林総合研究所落花生研究室の視察では、特産品である落花生のルーツや品種開発などについての取組みを学びました。

今日の常任委員会では、竹内委員が会派を代表して以下について、質問。

  • 落花生種子生産安定化のための具体的な取り組み
  • 落花生種子生産農家の現状と課題
  • 主要農産物と落花生の種子生産農家数や圃場面積の推移や種子事業にかかわる予算措置

現状を共有することができ、公的種子事業を継続するために県がしっかり取り組むよう後押しをしました。
そして、全員賛成で可決しました。
来週13日議会最終日の本会議で可決すれば、全国で22番目の種子条例になります。

一昨年の夏から県内農業者や生協等の消費者団体に仲間と働きかけ、千葉県に種子条例制定を求める運動体を立ち上げ、私も関わってきました。
この間のさまざまな精力的な活動が、条例の制定につながったのだと思います。

まさに実りの秋に相応しい種子条例。
100点満点ではないけれど、素直に嬉しいです。
最終日には、全会一致の可決成立を期待します。

画像は、落花生研究室の種子保存庫と落花生畑。

落花生研究室の種子保存庫と落花生畑

落花生研究室の種子保存庫と落花生畑

落花生研究室の種子保存庫と落花生畑

落花生研究室の種子保存庫と落花生畑