佐倉市上別所の不法産廃撤去を求める緊急要望/ 吉野環境部長と手交

連日厳しい暑さが続いています。

今日は午後から県議会へ。
全国的にも報じられた佐倉の不法産廃ゴミ山問題。
そのゴミ山の速やかな撤去を求める会派の緊急要望書を吉野環境部長に提出しました。

佐倉市上別所の不法産廃撤去を求める緊急要望/ 吉野環境部長と手交

佐倉市上別所の不法産廃撤去を求める緊急要望/ 吉野環境部長と手交

昨年6月から廃プラスチック類が搬入され、印旛地域振興事務所が立入検査や行政指導を続けたにも関わらず、11,300立方メートルにまで積みあがってしまった事案です。
行為者は逮捕、起訴されていますが、ゴミ山はそのままで撤去の見通しは全くたっていません。

佐倉市上別所の不法産廃撤去を求める緊急要望/ 吉野環境部長と手交

佐倉市上別所の不法産廃撤去を求める緊急要望/ 吉野環境部長と手交

これまで何度も廃棄物指導課とやり取りをしてきましたが、法的枠組みや前例踏襲の観点からは問題解決は難しい状況です。
だからといって、このまま時が経てば状況が好転するのか?
その答えは、NOです。

県の指導が及ばず、結果的に周辺住民の生活環境が脅かされ不安を抱えているのですから、やはり県があらゆる手立てを尽くして行動するべきではないでしょうか。
もちろん行為者を厳格に指導し、やるべきことをさせることは当然の前提です。

会派の中からも、土石流災害をはじめ自然災害による二次被害も頻発する中、この事案についても県に緊急要望を出すべきだという意見があがり、その声に押され、週末に要望書を作成しました。
先週には地元佐倉市の西田市長や宮本環境部長からも要望事項を聞き取り、文案に盛り込みました。

要望書手交後、吉野環境部長から知事や副知事とも相談し、対応していきたいとのコメントがありました。

何かが起こってからでは遅すぎます。
何を優先するのかで自ずと判断は決まってきます。
知事の決断、速やかな行動を期待します。