千葉県・酒々井町土砂災害避難訓練

今日は千葉県・酒々井町共催で実施された土砂災害避難訓練に参加しました。
8時半に役場分庁舎に災害対策本部が設置され、訓練開始式を見学。

対策本部長の小坂町長や千葉県防災危機管理部の生稲部長をはじめとする行政職員、気象庁銚子気象台、陸上自衛隊、県警本部、消防本部・消防団、酒々井町社協や民生委員、千葉しすい病院等々、多くの関係者が集結しました。

その後、酒々井小学校に移動し、住民避難訓練に参加。
パネル展示では、町職員が自宅から避難所への経路、土砂災害の危険箇所を日常的に把握するなど、具体的な避難行動について分かりやすく説明してくれました。

体育館には、30以上の避難テントが整然と設置。
このタイプのテントは割と簡単に設置できるが、片付けは手間取るとのこと。
校庭では県警ヘリコプターによる救出救助訓練。
ヘリが近づくと砂ぼこりが舞い上がり、髪の毛が逆立つ迫力を体験。
見学後は、訓練振り返りのため、再び役場へ。

11時からの防災講和では銚子気象台や防災科学技術研究所の講師の方から土砂災害のメカニズムや実践的な避難行動など、エッセンスが詰まった貴重なお話をお聞きすることができました。

災害への心構えとして、
災害は「まさか」ではなく
「いつか」起きるもの
「自分は大丈夫」とは思わないという言葉が印象的でした。

日差しが強く汗ばむ陽気でしたが、酒々井町の防災意識の高さを実感。
この学びを今後の防災対策につなげていきたいと思います。