大晦日を迎えて

12月31日(土)

あっという間の1年が終わろうとしている。
今年は3月11日の大震災、福島原発事故により、多くの人命が失われた。
特に親をなくした子どもたちを思うと、胸が詰まる思いだ。
千葉県も含め、被災地ではいまなお多くの方々が仮設住宅での生活を
余儀なくされている。
原発の収束や震災復興の歩みも遅々として進まないが、一日も早く日常生活を
取り戻し、笑顔が見られるように、私たちも微力ながら働きかけていきたい。

去年は春の統一選挙に向けて、お正月明けから2月末まで土日を除く毎日、
さくらネットの仲間と早朝6時半から市内5駅で議会速報の配布をした。
高3の息子のお弁当作りで朝5時前に起床後、寒いなかでの1時間の
駅頭活動は、いま思い返しても、正直辛かった…。
なんとか続けることができたのも、一緒にがんばってくれた仲間のおかげ。

県庁は物理的にも遠くなかなか日常的に地元で活動する機会も少ないが、
ネットメンバーの物心両面での支えががあるからこそ、
県政の場でもがんばっていこうという思いになる。
それにしても、県政の守備範囲は広く、市政のように予算書の概要が頭に入り、
行政の動きをおおまかに把握することがとても難しい。
今年は忙しさに流され、十分な政務調査ができなかった。
公約に掲げた教育や福祉、水問題など、来年こそしっかりと取り組みたい。
公私ともども偏見なく人と付き合い、吸収できるゆとりある心を持ちたい。
新年に向けていろいろと抱負はあるが、まず何よりも身近な家族(特に息子
たち)の気持ちを大切にすることが第一目標かもしれない。

今年は、長男とふたりで元旦を迎える。
志望校めざして再チャレンジということで、年末年始も予備校で追い込みの
受験勉強に励んでいる。
時計の針は現在、午後9時を回ったが、まだ家に戻らない。
去年は自分の選挙で余裕がなく息子たちの気持ちに十分寄り添うことが
できなかった自分を反省し、今年こそは希望がかなうよう祈るばかりだ。
年越しそばを食べて、心機一転また明日からがんばろう!
皆様も体調に気をつけて、良いお年をお迎えください。