チェルノブイリの祈りを終えて

東日本大震災・福島原発事故から2年が経過した。

多くの尊い命が失われたことを改めて胸に刻み、被災地の復興、
とりわけ福島原発事故で故郷を追われ、今なお避難生活を余儀なく
されている被災者の方々に思いを馳せた日々だった。

「原発事故を風化させてはならない」「フクシマを忘れ去ってはならない」
との強い思いで、3月15日(金)さくら市民ネットワークでは
講談師の神田香織さんをお呼びし、「チェルノブイリの祈り」を開催。
佐倉市民音楽ホールという市内一大きな会場でのイベントということで
集客の呼び込みが大変だったが、事務局メンバーや運営委員の努力のかい
あって、当日は330人を超える参加者が市内外から駆けつけてくださった。
お忙しいところご来場いただき、感謝、感謝である。

音楽ホールで受け付け案内
このイベント開催に奔走してきた大野さんとチケットのもぎり係を担当

開演前の会場の様子
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いわき市出身の神田さんの脱原発の確固たる信念と圧巻の話芸により
光と音が交錯する素晴らしいパフォーマンスを披露していただいた。
27年前にチェルノブイリで起こった悲劇が福島で現実のものとなった。
原発の恐ろしさを体感した講談の夕べだった。

昨年7月超党派の議員立法で制定された「原発事故子ども・被災者
支援法」に基づく基本方針も未だに示されていない。
これからもフクシマを風化させず、被災者の方々の生活再建の早期実施
や原発ゼロに向けて皆さんと連携し、がんばっていきます!