東金文化会館/地域医療研究会発足
今日は東金文化会館へ。
千葉から外房線に乗り、大網駅経由での長旅でした。
今春の県議選では東金選挙区から、立憲民主党公認候補として西原はるみさんが初挑戦。
現職7期目の自民党候補に迫る大健闘でしたが、惜敗。
西原さんは、看護師として県立東金病院閉院まで16年間同病院に勤めました。
現在は地元の糖尿病専門病院で後進の育成にも力を入れ、頼りにされる存在とのこと。
何よりも地域医療、特に予防医療と介護にかける思いが熱い!
県議選に挑んだのも、山武・長生・夷隅という地元の二次医療圏の体制を何とかしたかったから。
県内9ある医療圏の中、最も医師看護師数をはじめとする医療資源が乏しい地域であり、高齢化も進んでいます。
私がお招きいただいたのは、県議初当選からの12年間、県立東金病院廃院やその後継医療機関に位置づけられた東千葉メディカルセンターの問題に対し、地元の東金市議や地元住民の方々と取り組んできたからです。
同センターの職員らの収賄事件につながる不正な会計事務処理。
これらを明るみにした内部告発文書も県担当課や県警と同じタイミングで私の事務所にも送られてきました。
すべて全容が明らかになったとは思いませんが、医療利権の舞台となってきたことは由々しきことです。
千葉県民の血税130億円もがセンターの会計に投入されてきました。
これまで同センターや地方独立法人設立団体の東金九十九里両市町にかかわる資料を請求し、東金市議の方々と共有しながら、千葉県からの財政支出の根拠と妥当性についても説明責任を果たすよう求めてきました。
引き続きしっかりと注視していきたいと思います。
今日の会合の活発な意見交換をお聞きし、地域医療の主役は住民という原点を考えさせられた一日でした。