静岡視察を終えて
昨夕、1泊2日の静岡視察から戻ってきました。
2日目の午前中は静岡市役所を訪問し、里親家庭支援センターと重層的支援体制整備事業について、ご説明いただきました。
里親家庭支援センターは、外部委託ではあるものの市児童相談所と密に連携しての事業展開、里親を増やすための創意工夫に満ちた取組、里親への日頃からのきめ細やかな支援等を行っています。
田畑直子千葉市議の提案による調査項目でしたが、私も大変勉強になりました。
田畑市議は他政令市の調査も進めつつ、千葉市で現場の方々と密に連携しながら、子どもたちの権利保障、幸せを実現するために、日頃から丁寧に政策研究を進められています。
重層的支援体制整備事業についても、千葉市で実効性あるものとするよう現場の実情をヒアリングした上で視察に臨み、静岡市の担当職員と意見交換。
ビジョンを持ち、政策実現に邁進する姿勢に励まされます。
午後は、再び静岡県庁にお邪魔し、県の保健・医療人材の確保・定着策、県立病院の運営、医師確保や施設整備の方向性について学びました。
静岡県も本県同様に人材確保に苦労されていますが、県独自の施策も展開しており、参考になることが多々ありました。
2日間にわたるタイトなスケジュールでしたが、予想以上の出会いと学びを得ることができました。
この貴重なインプットをいかにアウトカムにつなげていけるのか、じっくりと考えていきたいと思います。
番外編ですが、今回お邪魔したすべての視察先では美味しい静岡茶をご馳走になりました。
ペットボトルはまったく目にしませんでした。
やはり茶托で出されたお茶は感じが良いですね。
また、静岡県庁と静岡市役所も築約90年の文化財指定の庁舎。
2日目は富士山も眺望できました。
重厚な建物とアールデコ調のレトロな議場もご案内いただき、伝統と格式が感じられる落ち着く空間でした。
すべての視察先の皆様にご歓待いただき、とても心に残る二日間でした。