足かけ10年、20年?
2月4日(火)
今日の午前中は県ネット情報紙の編集会議のため、
大野さんの車で千葉の事務所へ。
終了後、またまた佐倉の事務所に引き返し、八ッ場ダム千葉の会の幹事会
を開き、これまた会報や総会資料の編集作業。
今月17日(月)にある「八ッ場ダムをストップさせる千葉の会」の総会
は、今回で10回目となる。
この会は、私がちょうど市議になった2004年に発足。
この年に八ッ場ダムの事業費が2110億円から4600億円に倍増した
のを契機に県に住民監査請求をし、その後に住民訴訟を提起した。
以来、事務局長としてこれまで何とかやってきたが、初めの頃の千葉地裁
では、2~3か月に1回のペースで裁判があり、意見陳述書の作成、
傍聴の呼びかけ、弁護団会議などに追われた。
それが3か月に一度の市議会の質問準備とバッティングした時は、
ほんとうにたいへんだった。
幹事メンバーとは、入れ替わりは若干あるものの10年来のお付き合い
になる。
それぞれの特技や持ち味をお互いに尊重し、助け合いながら
和気あいあいとこれまでがんばってきた。
昨日3日には、千葉弁護団が最高裁判所へ千葉県知事ほかの上告理由書
と上告受理申立理由書を提出した。
306ページにわたる上告受理申立理由書は、全体弁護団の協力を得て
千葉弁護団渾身の作となった。
多忙な中、睡眠時間を削って書き上げてくださった弁護団の皆さんに
心から感謝したい。
この運動をとおして素晴らしい方々と出会い、学べたことが何よりの
財産だとつくづく思う。
八ッ場ダムは依然として先行き不透明かつ混沌としているが、
あきらめたら負けの気持ちで今年も取り組んでいきたい。
2日(日)は、市民ネット千葉県の第21回定期総会だった。
わがさくらネットは設立から28年ちかく経っているはずだが、
県内各地にあるネットの連合体である県ネットができて、20年が経過。
十年ひと昔といったものだが、ねばり強さでは他に負けていないと思う。
画面中央が現職の野田市議小室みえこさん
今年5月の市議選で2期目に挑戦する。
スピーチも迫力があり、しっかりと働いてくれること間違いなし!
今年はファンドで助成した東北被災地の支援団体、政党・政治団体の方々
などおおぜい駆けつけてくださった。
スピーチしているのは、大河原雅子前参議院議員
画面なかほどは、同僚会派の小宮清子県議。
会場は女性パワーで熱気ムンムン?!
ちまたでは、理系女子「リケジョ」が話題になっている。
一方、私たち市民ネットのおばさんたちは、20~30年ちかく
生活と政治、自治にこだわって活動してきた。
しかし、そんな自治する女性=自称「ジチジョ?」は、これまでほとんど
注目されたことはない。
ここ最近、安倍首相は外国投資家から言われて「女性の活用」とか
急にとってつけたようなことを言っている感が否めないが、
もっと真剣に女性の参画、特に政治参画を推進すべきではないのか。
女性が元気に活躍している国こそ、平和で幸せな国ではないだろうか?
お任せの政治ではなく、ジチジョたちと足元から一歩ずつ変えていこう!