決算審査、印旛沼の秋
10月27日(月)
今日は終日、決算審査特別委員会。
午前中は、農林水産部、午後は健康福祉部と議会事務局。
午後4時前に終了後は、教育庁他の聞き取りで8時前に帰宅。
農林水産部では、新規就農者を増やす方策、有機農業や冬期湛水の
米づくりやグリーン・ブルーツーリズムの推進、国営かんがい排水事業
印旛沼二期事業や関連する土地改良区の用排水機場の改修等の進捗や
今後の見通しについて、質問。
また、健康福祉部では、家庭医・総合医等いわゆるプライマリ・ケア専門医の
養成・確保に向けての取り組み強化、障害のある方の地域移行とりわけ
袖ヶ浦福祉センター虐待暴行死問題で注目されている強度行動障害のある
難しい支援を必要とする障害者の地域移行を含めてグループホームの整備を
予算枠を広げて着実に進めるように求めた。
そして、国の指導監査にもかかわらず結核対策を適切に行わず、入院勧告等の
事務手続きにおいて法令違反を行ってきた保健所の問題を質した。
これは13ある全保健所で起こっていたことではないが、
特に昨年度の印旛保健所の対応は、あまりにひどい。
24年度の管理検診の対象者数は260人だったが、113人と対象者を減らし
検診率を60%程度にあげて報告していた。
会派室に資料を置いてきたので正確な数字は手元にないが、検診率100%を
めざすべきところ、あろうことか20数%と信じられないほどの低さ。
単なる事務的な間違いで済まされないのではないか。
印旛保健所は、結核保菌者ではあるものの症状が出ていない対象者をカウント
しなかったことが間違えた原因と釈明しているそうだが、釈然としない。
厚労省の指導監査が入らなければ、このような不祥事が明らかになることなく
蔓延してしまうのだろうか?
昨日から東京でエボラ出血熱患者発生かと大騒ぎになっているが、
このような時の危機管理対策も含めた感染症対策は千葉県では
大丈夫なのかと不安になる。
特に、成田空港のある印旛保健所の役割は要となる。
県民の命と安全を守る最前線現場である保健所にはもっと緊張感を持って
誠実に職務遂行してもらいたい。
来月行われる印旛保健所の運営協議会では、事業報告書に記載された数字の
ミスの修正を含め、説明責任を果たすべきではないかと求めた。
真摯に受け止めてほしいと思う。
写真で週末に行われたイベントの様子をご紹介します
25日(土)佐倉市印旛沼浄化運動
午後は、佐倉市制60周年記念式典へ
県からは高橋副知事、近隣からはおおぜいの首長さんたちが参集
開会式の最後は、子どもたちの美しい歌声で
コスモス畑が美しい佐倉ふるさと広場にぜひお越しください!