地方創生10年の検証/海風

今日は千葉県地方自治研究集会に参加。
基調講演は、東京都立大学人文社会学部教授の山下祐介さん。
地方創生(まち・ひと・しごと創生)が始まって10年が経ち、今年6月には政府が10 年検証を報告しています。

日本政府の地方創生のもとは日本創成会議という民間団体が発表したレポート「ストップ少子化・地方元気戦略」に端を発しているとのこと。
地方消滅(民間レポート)と地方創生(日本政府)を踏まえ、人口減少社会への対処方法とその本質について多角的な視座が示されました。

第2部のパネルディスカッションでは、自治研センターの若井理事長をコーディネーターに、越川銚子市長、守屋千葉県議、川島酒々井町議が登壇。
基調講演を受け、人口減少と東京一極集中、少子化、暮らしの核となる学校・病院・公共交通、自治体の役割、公務員や市町村議員の数等々について、討論されました。

集会終了後は、近くにある県立美術館へ。
17時を過ぎていましたが、(金)(土)は午後7時30分まで開館しています。
館内には20代くらいの若い年代層が多く訪れていました。
平日の16時までの入館、16時30分閉館についても、見直しが必要だと思います。

今回の企画展は、海の文化」をテーマに五十嵐靖晃さんの「海風」の展示。
独創的で見応えも十分でした。
明日9日(日)が最終日ですが、何とか間に合いました。
千葉県出身のアーティストが国内外を問わず、挑戦的に活動をされています。
様々な形でのアート表現に触れ、気持ちが明るくなりました。
今後の県立美術館の活動がますます楽しみです。