美しい言葉の裏側に
5月12日(火)
長かった選挙戦も終わり、ちょっと骨休め。
5月の連休は実家の仙台に帰省し、後半は、岩手の遠野を訪れました。
新緑に包まれた山里の自然と文化に触れ、心身ともにリフレッシュ。
「遠野物語」を体感した旅でした。
8日(金)は、県議会の全員協議会へ。
改選後の全議員が一堂に会し、顔合わせを行いました。
また4年間、市民ネット・社民・無所属の会派4人で活動してきます。
9日(土)
午前中は、佐倉市PTA連絡協議会の総会。
午後は千葉県憲法集会で、大阪経済法科大学の澤野義一教授の講演
「非武装永世中立憲法の意義」を聞き、なぜ私たちは憲法を守るのか
新たな切り口から考えることができました。
10日(日)
午後1時から「佐倉・平和を未来につなぐ会」のパレードに参加。
佐倉の市民と超党派の議員で活動している団体です。
海外で武力行使を可能にする安全保障関連法案に対し
地域からNO!の声をあげ、アピールしました。
その後、沖縄辺野古の闘いを追ったドキュメンタリー映画「圧殺の海」を
見るために、市川市生涯学習センターに移動。
新基地建設を阻止するため、連日海と陸で身体を張って闘い続けている
沖縄の方々の強じんな意志と厳しい現実を目の当たりにしました。
本土の私たちも同じように厳しい状況にあります。
政府与党は14日にも国際平和支援法案をはじめとする「平和安全法制」を
閣議決定し、翌15日にも国会に提出する方針が示されました。
「平和」「安全」といった美しい言葉の裏側にある恐ろしい真実。
戦争という実態を隠すかのように、戦争という言葉は表には出てきません。
表面に隠された内実に、どれだけの国民が目を向けていくことができるのか?
私たちがどれだけリアリティをもって語っていくことができるのか?
取り急ぎ15日(金)に開かれる臨時県議会にこれら戦争法案の即時撤廃
もしくは廃案を求める意見書案を提出することにしました。
今日は打ち合わせの合間に会派室で意見書の文案を調整し
明日事務局に提出予定です。
日本国憲法の「平和主義」という根本理念を一政権の思惑で改変するなど
まさに暴挙に他なりません。
沖縄と心を合わせ、地方から大きく声をあげ、闘っていきます!