鋸南町の叫び
7月23日(木)
昨日も早朝からJR佐倉駅での議会報告配布に始まり、夜8時まで会議
とあって、今朝はさすがに疲れが出てきました。
午前11時半から鋸南開発による汚染土壌埋立反対の抗議集会と
デモに参加。
500人近い鋸南町の皆さんが結集しました。
町の人口は8千人ほどですから、いかにこの問題が町の死活問題かが
ひしひしと伝わってきます。
汚染土壌埋立反対協議会の金木代表が、集会前に不許可処分を求める
要望書を県に提出してきたと報告。
四季折々の花に彩られ、豊かな漁場を持つ南房総の鋸南町。
「住んでよし、働いてよし、訪れてよし」三ツ星の鋸南町をめざし
町民が一丸となってまちづくりを進めています。
都会の人のオアシス、ふるさとともいえる鋸南町は
「観光立県」を掲げる千葉県の貴重な資源、ポテンシャルです。
こんな美しいまちに汚染土壌が埋め立てられたら…。
町の農業、漁業、観光が壊されます。
町民の命や生活が脅かされ、美しい自然を子どもたに手渡すことが
できません。
お年寄りの町民の方々も多数参加し、必死になって声を上げています。
この町民の叫びが森田知事に届いているのでしょうか?
あらゆる手段を尽くして、何が何でも絶対に阻止しなくてはなりません!
県庁前をデモ行進し、解散。
採石場への汚染土壌埋立が認められれば、全国初の事例となります。
町の将来を千葉県が踏み潰すことのないよう賢明な判断が求められます。
これからも町の皆さんとスクラムを組み、大きく声をあげていきたいと
決意を新たにしました。
午後からは、市民ネットの代理人(議員)会議と学習会
「大学から始まる教育再編~2020年までにすべてが変わる?」に参加。
安倍政権の下、国によるエリート養成教育が進められ、公教育における
機会平等や公平性が失われつつあります。
家庭の経済力による教育格差が拡大していることも、国の全国学力テスト
の調査結果から明らかに読み取れます。
この問題にもじっくりと取り組まなければなりません。
難問続出、課題山積で目が回りそうです…。