ひとにぎりの塩/千葉県フラワーフェスティバル
今日は10時から常盤植物化学研究所/sakuraヘルシーテラスで開催された能登半島地震復興支援チャリティー映画上映会へ。
「天塩にかける」の語源とも言われる「揚げ浜式製塩」は石川県能登半島の最北部・奥能登で江戸時代から一度も途切れることなく続けられてきました。
上映された「ひとにぎりの塩」は、私たちの生命活動に不可欠、命の源である海からの贈り物、塩づくりを通して自然と共にある暮らしぶりを伝えるドキュメンタリー映画でした。
珠洲市の塩田村で汗を流しながら伝統の塩作りに励む人々の姿を通じて、郷土愛、未来への希望を感じました。
石井かほり監督も来場され、能登半島地震発災後に入られた現地の様子が語られ、現地のリアルな一人ひとりの声をキャッチし、私たちができることに取り組むことの重要性を話されました。
実は、映画の舞台である珠洲市出身の先輩がいて、奥能登の自然や暮らしぶりについて、度々聞いていましたが、映像を通じてその魅力が伝わってきました。
上映後にDVDと故中前賢一の生前の揚げ浜塩を購入し、石井監督ともお話させていただきました。
私たちはお金を出せば食物は手に入ると思いがちですが、そうではなく自然から分けてもらっているという意識が大切なのだなと改めて感じました。
午後は千葉市で所用があり、帰りがけに千葉そごうで開催されている千葉県フラワーフェスティバルに足を運びました。
県内各地から精魂を込めて育てられた植物が展示され、多くの来場者が色とりどりの美しい花々を楽しんでいました。
千葉県の栽培農家の方々の弛まぬ努力に敬意を表します。