これからどうなる?千葉県の医療・介護
11月14日(土)
一昨日は、12月議会の議案説明があり、今年も残すところ1ヶ月半。
現在、週明け16日(月)に開く議会報告会の準備と25日発行予定の
県議会報告の編集作業に追われています。
今回の議会報告1面では、千葉県の今後の医療・介護を特集。
2025年超高齢化に向けての医療構想(病床機能の再編)や
医師・看護師・看護職員の必要数と現状などをグラフ化し
分かりやすい紙面にしたいと思っています。
2面では、9月代表質問の中から「水問題」をピックアップし、
佐倉市の水道水(利水政策)と印旛沼流域の洪水(治水政策)を
取りあげることにしました。
今月末には市内に配布することになっています。
一部地域には新聞折り込みしますので、ぜひご覧ください。
今週11日(水)には、市民ネットメンバーで新宿区戸山団地の中にある
「暮らしの保健室」を訪問。
ここ「暮らしの保健室」は、2011年に秋山正子さん(白十字訪問看護
ステーション総括所長)が、地域住民の医療や介護、暮らしの相談を
受ける場としてオープン。
開設当初は、地域包括ケアシステムを進める拠点として
国から地域医療連携拠点のモデル事業に指定されましたが
現在は東京都からの財政支援と寄付で運営されています。
看護師さんが常駐し、行政や地域包括ケアセンター等への支援の
橋渡しも行われています。
また、退職者や主婦など約30人のボランティアが交代でお茶出しや
話し相手を務め、気軽に立ち寄れる居場所づくりをリードしているとのこと。
医療・介護、健康に関する勉強会や医師・看護師・介護職など
他職種連携につながる顔の見える関係作りも行っています。
戸山団地は総戸数3千戸、約7千人が住んでいますが
高齢化率は何と50%、独居は4割とのこと。
多くの高齢者が健康の悩みを抱えていますが、ちょっとした不安に
寄りそい、応える場が地域にあれば、病院や施設ではなく住み慣れた
自宅で安心して長く暮らせると考えたそうです。
このような拠点は、佐倉市、そして千葉県の医療・介護の将来像のなかに
ぜひとも必要な機能です。
実現に向けて、さらに調査研究していきたいと思います。