いよいよ参議院選挙
6月20日(月)
参院選の公示が22日と目前に迫りました。
今回の選挙は戦後71年目を迎え、大きな岐路に立っています。
私たち市民ネットは、地域政党として30年来、佐倉市で活動してきましたが
今回の国政選挙ほど危機感を持ったことはありません。
安倍政権の下、憲法が破壊され、地方自治もないがしろにされている今
座視できないとこの間、積極的に参院選に向けて活動してきました。
安倍政権の暴走に歯止めをかけるべく、千葉選挙区では小西ひろゆきさん、
全国比例区では大河原まさこさん、福島みずほさんを応援しています。
原発廃止、福島原発事故による被災者の救済、辺野古新基地問題などの
課題についても、地域での活動や全国的な連帯を通じて発信中です。
一昨日18日(土)
西志津ふれあいセンターで講演会「なぜ多発!?子どもの甲状腺がん」を
開きました。
講師は、チェルノブイリなど放射能による健康被害に詳しい白石草(はじめ)さん
福島県の「小児甲状腺県民健康調査」では、今年3月末でがん、または
がんの疑いありと診断された子どもが172人というショッキングな結果が
明らかになりました。
これは、通常の20~50倍という極めて高い発生率になります。
放射性物質は千葉県内にも広がり、佐倉市を含め県内9市が
汚染状況重点調査地域として国から指定されています。
「一刻も早い健康管理調査を!」とこの5年間、国や県に働きかけて
きましたが、未だに実施されていません。
もう国の動きは待てないと柏市など自治体の独自策で甲状腺エコー検診の
費用助成を行っているところもありますが、本来、国が法律「原発事故・
子ども被災者支援法」に基づき、早急に行うべき問題なのです。
ところが、法の趣旨は骨抜きにされ、被災者は放置されたまま、
原発再稼働に舵を切っているのが、安倍政権。
早期発見、早期治療が必要ということで、私たちは今年11月に
佐倉市で初めてのエコー検診を実行委員会で実施することにしました。
県内ですでに実績のある市民団体「甲状腺検診ちばの会」に
協力していただきます。
甲状腺がんに詳しい医師がボランティアで検診し、その場で説明を
してくださいます。
11月に向けての実行委員会の準備会も立ち上げます。
関心のある方は、市民ネットまでお問い合わせください。
昨日19日(土)
「元海兵隊員による女性殺害事件抗議集会」が沖縄で開かれ
6万5千人の県民が参加しました。
首都圏の私たちも沖縄の人々の怒りと悲しみをともにするため
同じ時間に国会前に集結。
「二度と繰り返さないと誓いながら、政治の仕組みを変えることが
できなかった。知事として痛恨の極みであり、大変申し訳ない。」
翁長知事のスピーチが中継のスピーカーを通して流れると
国会前は一瞬静まり返りました。
今度の参院選は、沖縄の民意、そして地方自治、民主主義を取り戻す
闘いでもあります。
今年4月3日に開かれた「地方議員立憲ネットワーク」沖縄研修会では
翁長知事から沖縄の闘う民主主義や平和への思いをお聞きし、
勇気とエネルギーをいただきました。
「地域から政治を変える」「地域から平和を創る」
「大切なことは市民が決める」をモットーに活動してきた私たち市民ネット
にとっても、存在意義が問われる選挙でもあります。
22日からの選挙戦を推薦した立候補予定者とともに
多くの方々に訴えていきます。
熱い夏がもうすぐやってきます。