健康福祉常任委員会/地域医療を守る

おはようございます。
今朝も強い陽射しで暑くなりそうです。
熱中症対策など、お気をつけてお過ごしください。

昨日は、10時から健康福祉常任委員会が開かれ、健康福祉部・病院局の審議が終わったのが、17時ジャスト!
私は、補正予算では児童虐待を未然に防ぐための市町村事業への県の上乗せ補助、看護師不足が顕著な医療圏における看護師養成所への加算措置、今年12月に一斉改選される民生委員定数改正について、質疑しました。

議案以外の「諸般の報告・その他」の質疑では、外国人介護人材の定着促進に向けて今年4月に国家戦略特区に千葉県が提案した詳細、令和6年度診療報酬改定で新設された「ベースアップ評価料」の県内医療施設の届出状況や賃金アップの取組、2月補正予算に計上された物価高騰対策としての診療報酬外の医療現場の賃金アップや生産性向上・職場環境整備等支援補助事業の進捗状況について、取り上げました。

今議会で立憲民主党会派は「地域医療を守るための緊急対策の実施を求める意見書案」を提出しました。
その背景に、令和6年度診療報酬改定に物価高の影響が十分に織り込まれていないという問題意識があります。
全国の病院で作る6団体の調査結果でも「公立・公的病院に限らず、物価高などの影響で多くの病院が深刻な経営難に陥り、6割以上の病院が赤字で地域の医療は崩壊寸前」として、国に対策を求めています。

昨日の常任委員会では、県立病院を含む県内の医療現場における物価高での医療従事者の賃上げに向けた具体的な取組を明らかにし、地域の医療提供体制の持続性に向けて、県の関与を強く働きかけました。
詳しくは、答弁要旨が届き次第、またお知らせしたいと思います。