佐倉市秋季市民ソフトボール大会/佐倉里山大学講演会

今日は終日佐倉デイ。
朝は岩名運動公園内にある長嶋茂雄記念岩名球場へ。
佐倉市秋季市民ソフトボール大会の開会式にお招きいただきました。
天気も回復し、男子4、女子3、シニア2の合計9チームでの熱戦が開幕。

午後は、佐倉里山大学の公開講座「花菖蒲とノハナショウブ」の講演会に足を運びました。
佐倉市の花である「花菖蒲」の原種となったノハナショウブについて、田淵俊人さん(玉川大学名誉教授)から全国各地でのフィールドワークや研究成果について、お話しいただきました。

すべての花菖蒲は各地に自生するノハナショウブを改良してつくられましたが、日本各地では開発等による生育地の喪失や生育環境の悪化によって、絶滅の危機に瀕しているとのこと。
全国でわずか13か所しか、確認されていないそうです。

一方、佐倉市では2013年に佐倉里山自然公園の畔田谷津で、ノハナショウブの開花が確認され、市民団体による保全活動が行われています。
貴重なノハナショウブを次世代に遺し伝えていくことの意義について、理解することができました。

また、佐倉城址公園の菖蒲田についても、一昨年度に土壌を全面的に入れ替えて2266株の花菖蒲の苗を植え付け、再整備を行ったと佐倉市公園緑地課から報告がありました。
水管理や除草など、繊細で丹念な手入れが欠かせないそうですが、こちらも市民の財産として大切に継承していきたいものです。