響魂祭

今日は、千葉市中央区川戸にある千葉みらい響の杜学園へ。
「響魂祭」にお招きいただきました。
あいにくの雨模様でしたが、地元の自治会やボランティアの方々が100人近く集まり、地域との交流が盛んな様子が分かります。

12年前、この地に児童養護施設が開園し、渡部靖久さんが園長に就任。
以来、地域小規模児童養護施設「ひまわりの家」児童家庭支援センター「子里」や自立援助ホームなど、必要とされる施設が次々と開設されてきました。

県や千葉市の児童相談所一時保護所の入所オーバーが今もなお課題となっていますが、いち早く民間立の一時保護専用施設「蒼空ホーム」を立ち上げた時にも、渡部先生を訪ね、現場の実情を教えていただきました。

親からの虐待や複雑な家庭環境にある子どもたちの傷ついた心身のケアや尊厳を取り戻すため、昼夜を分かたず24時間向き合う現場の大変さ、責任の重さをずっしりと感じました。

今日は、入所している30人ほどの子どもたちが「今がんばっていること」について、一人ひとり来場者の前で発表。
小学生から高校生まで、それぞれが職員さんや仲間と支え合いながら、全力で毎日を生きていることが伝わってきて、胸が熱くなりました。

練習を重ねてきたロックソーランは、雨天のためビデオ上映になってしまい、とても残念。
来場者のために、子どもたちが心を込めて用意してくれた豚丼と豚汁も優しい味付けで美味しく、手作りのチョコチップスコーンとクッキもお土産にいただきました。
思いやりを大切に、夢や目標に向かって頑張っている子どもたちから、元気をもらいました。
これからも応援していきたいと思います。