蘇我火力発電所が石炭からの撤退・国土利用計画地方審議会

今日は嬉しいことが2つありました。
夕方4時、中国電力とJFEスチールが設立した千葉パワー㈱が、蘇我石炭火力発電所計画は「十分な事業性が見込めない」と判断し、検討中止と記者発表したとのこと。

石炭火力発電所共同開発の検討中止と天然ガス火力発電所共同開発の事業実現性検討着手について|プレスリリース|中国電力

世界的に温暖化防止、脱炭素化の加速、ダイベストメントの流れがあることは間違いありません。何と言っても決め手は地元住民と気候変動ネットワークをはじめとするNGOとの連携による地道で精力的な反対運動があったからこそです。

ごく親しい知人たちが運動を牽引し、その奮闘を近くで見ながら、この間、県当局との話し合いの場も設けてきました。
また、環境アセス検証委員会の傍聴も重ね、議会で取り上げてきました。
今後、天然ガス火力の可能性を模索するようですが、まずは最悪の事態は回避できました。

嬉しいことのもう一つは、郷里宮城の母校の大先輩、石川幹子先生にお目にかかれたこと。
午前中に国土利用計画地方審議会があり、私は今回から初参加だったのですが、お隣の席にいらしたのが、石川 先生でした。

ランドスケープデザイナー、都市環境学がご専門ですが、何と言っても東日本大震災後に故郷の岩沼市の復興、新たなまちづくり構想に尽力してこられたことは、有名です。
会議終了後、少ししかお話しできませんでしたが、とても偉大な先輩からエールをいただき、嬉しい一日でした!

写真は、今年食べ納めの生牡蠣。

生牡蠣