12月定例県議会 会派議案説明・代表質問の準備
今月27日開会予定の定例議会に向けて、午後1時から会派への議案説明を受けました。
一般会計を含む補正予算案7件、無料低額宿泊所の設備運営基準の条例制定や流域下水道公営企業移行による条例制定を含めた12件の条例案をはじめ、27件が提案される予定です。
特に注目されている台風15号・19号及び大雨被害からの復旧復興には470億4200万円を投入。
被災者の生活再建支援に38.5億円、農林水産者や商工観光業者に306億円、障がい者支援施設や特養ホームなど社会福祉施設の復旧支援に7億円、道路河川海岸等のインフラ復旧に100億円が充てられます。
10月17日に公表した支援対策について、以下の点をさらに追加拡充したとのことです。
- 農業用ハウスを復旧する際に従前のスペックよりも強化・補強する場合の経費について、補助率1/2、上限500万円まで新たに助成。
- 被災した中小企業の再開に必要な施設修繕、機械装置等への支援について、国の対策パッケージを踏まえ、補助率2/3を3/4に引き上げ、上限額を500万円から1000万円に引き上げ。
- 被災地域の旅行宿泊料金の割引支援、1人1泊最大5000円を追加。
主な財源は、県災害復興・地域再生基金からの繰入244億1300万円(残高10億円)と国庫支出金195億9500万円。
寄付金として、企業や個人から1億2300万円も集まりました。
東日本大震災以来の異例の事態ですが、会派代表質問や8つの常任委員会でしっかりと議論していきたいと思います。
また、今日の夕方が代表質問の項目出しの締め切り。
議案説明後、担当課のご協力で関連資料をいただき、質問項目を提出しました。
今回は、保健行政を担当します。
保健所における医師や保健師の育成・確保、専門職の体制整備や感染症対策について、取り上げる予定です。
議会運営委員会が開かれる来週20日(水)までに質問原稿の提出と、12月議会に向けて慌ただしくなってきました。
写真は、先日訪れた鴨川シーワールドのウミガメたち。
お気に入りのスポットです。
今年も残すところ1ヶ月半ですが、気持ちはカメのように、悠然としていたいものです。