12月県議会開会・フリースクール等教育機会確保議員連盟

午前10時に12月県議会が開会。
森田知事の冒頭のあいさつでは、一連の災害に係る県の対応について「私自身の行動も含め、十分ではなかった点、適切とは言えなかった点などもあったと考えている」と発言がありました。

その上で復旧復興に係る補正予算を含め、498億6633万円を計上し、補正後の予算規模は、1兆8201億円に。
補正予算には、 CSFなど豚の伝染病に対する緊急対策も盛り込まれました。

本会議終了後は、フリースクール議連の勉強会に参加。
日本イエナプラン協会千葉支部代表の山田順子さんを講師にお招きし、教育確保法への期待とイエナプランの可能性についてお話をお聞きしました。

フリースクール等教育機会確保議員連盟

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諸外国と比べて、日本の子どもの自殺率が高いこと、自己肯定感や幸福度が低いこと、不登校の児童生徒数が昨年度16万人を超え、前年度から2万人増で過去2番目の伸び率だったこと等々、さまざまなデータを示しながら、一斉画一教育に馴染めない子どもたちの学びの場、多種多様なプラットフォームが必要だと訴えられました。

フリースクール等教育機会確保議員連盟

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特にオランダの教育改革は、「日本の3周先を走っている」とは、オギママこと教育評論家の尾木なおき氏の弁。
オルタナティブ教育、人間を育てるという理念に基づくイエナプラン教育の20の原則を紹介されました。

また,国内でも東京や福山市などで,このイエナプラン教育が実践されているそうです。
ぜひ視察してみたいです。

今年9月国は「不登校は問題行動ではない」という通知を発出し、続いて10月にはフリースクール通学のための交通費支給についての通知も出されたとのこと。

本議連としても、フリースクールをバックアップする条例化を検討していますが、「国の動向を見て」という話が吉本会長からありました。
千葉県でもすべての子どもが安心できる学びの場、セーフティネット作りに向けて、会派を超えて取り組んでいきたいと思います。

フリースクール等教育機会確保議員連盟