佐倉市成人式・一隅を照らす

佐倉市成人式・一隅を照らす

今日は音楽ホールで開かれた成人式に参列。
朝10時から地域毎に3部形式で開かれ、14時過ぎに終了しました。

配布された冊子を読んでも新成人が何人いるか分かりませんでしたが、久しぶりに大勢の若者が一堂に集い、熱気溢れる式典となりました。

県議会を代表しての祝辞では、天台宗を開いた最澄の言葉を紹介。

一隅を照らす。これ則ち国宝なり

一隅とは皆が気づいていないほんの片隅を指します。自分が今いる場所で最善を尽くすこと、誰も注目しないような物事にしっかり取り組み、一隅を照らしていくことがひいては社会を良くすることにつながるという教えです。
誰もが注目するような表舞台で活躍することばかりが尊いのではなく一人ひとりが自分のいる場所で一隅を照らしていくことが大切という意味です。

昨年12月アフガニスタンで銃弾に倒れたペシャワール会現地代表の中村哲医師が胸に刻んだ言葉でもあったということを最近知りました。

挨拶の時間制限は特にありませんが、自ら持ち時間を意識し、端的にメッセージを伝えることを心がけなければなりません。
新成人の皆さんの心に届くお祝いの言葉であったならば、幸甚です。

佐倉市成人式・一隅を照らす