新型コロナで障がいのある方の生活がピンチ!
今日は久しぶりに登庁。
知的障がいのあるご家族と生活している市議たちの切実な声を担当課に届けました。
新型コロナ感染拡大防止を理由に、障害者施設における通所や短期入所の利用をストップする事業所が増え、地域によっては全く利用できない状況とのことです。
いつ収束するか分からない中、ご家族は不安と負担感が増す中で踏ん張っておられます。
訪問看護もいつ受けられなくなるかといった状況にあるそうです。
事業者を指導する県がこの状況をどう見ているのか?
事業の継続に向けて力を貸して欲しいと訴えました。
県の障害福祉事業課としては、
○国・県とも、事業者に対して施設の使用制限の指導は行っていない。
○4月1日付の県からの通知では、入所者と通所者の入り口や動線の工夫をすることや職員を分けるなど、適切な感染症防止対策を行った上での事業継続を求めている。だが、事業者の判断により、通所の縮小が実際に行われていることは承知している。
同席した千葉市議からは、
○通所できなくなった利用者への代替サービスとして、在宅者の健康管理、訪問居宅指導を行うこともあるが、利用者1割負担を求めることをためらう事業者もいるとの声も届けられました。
これについては、利用者の1割負担をなくすための公費投入が準備されているとのこと。
当事者の要望としては、長引くコロナの影響で通所の利用停止が大きな負担になっており、受け入れを週1回でも事業者が実施できるよう指導をお願いしたいと伝えられました。
今回の面談には、県内6人の市議も同席。
せっかくの機会なので、コロナ対応に当たっている薬務課、疾病対策課、医療整備課にも対応可能な範囲で現在の取組みについて、ご説明いただきました。
医療提供体制については、日々刻々と目まぐるしく情勢が変化しています。
郡市医師会の中には、「発熱外来」設置の検討に入ったとの情報もあります。
PCR検査の民間業務委託も準備段階にあるようです。
いずれにしても、確たる情報をお伝えすることができない状況です。
しかし、薬務課からは具体的な情報を得ることができました。
○手指消毒のためのエタノールついては、これまで2回厚労省を通じて供給要請してきたが、1回目は要請量11,000ℓに対してわずか300ℓ、2回目は14,000ℓに対して2,000ℓと圧倒的に少なかった。ようやく第3回目(4/14)については、要請量の27,000ℓ、ほぼ満額回答の支給が予定されているとのこと。
○無償配布の高濃度エタノールについては、今後、厚労省から経産省のルートを経て医療現場や薬局、保健所等にも供給される予定で、保健所から市町村にも配布される見通しとのこと。
○医療現場で使うサージカルガウンやフェースシールドについては、4月18日国からの通知があり、各16,000枚の無償提供があるとのこと。再利用してほしいという異例の内容が書かれているそうだが、6月まで随時提供されるそうです。
現場のニーズにどの程度応えられるか分かりませんが、一歩前進。
朗報を聞くことができました。
来週20日(月)には、コロナ対策についての会派の緊急要望書を提出し、各担当部局から聞き取りをする予定です。
県民生活の安心・安全確保に向けて、引き続き取り組んでいきます!
画像は、佐倉ふるさと広場のチューリップ。
昨日16日が見納めでした。