四街道「わいわい農村」訪問/千葉県農林総合センター視察
今日は会派「立憲民主・千葉民主の会」メンバーで四街道の市民活動と千葉県農林総合研究センターを視察しました。
午前中は四街道市吉岡地区にあるY・Y・NOWSON(わいわい農村)へ。
四街道の街中から少し離れた里山で村長の岡田はる美さんから、地域コミュニティづくりの経緯と今後の展開についてお話をお聞きしました。
わいわい農村の拠点でもある岡田さんのお住まいは築150年近いお屋敷でしたが、周囲には耕作放棄地も増えている様子。
この土地を舞台に里山に魅力を感じる市内はじめ市外の方々をはじめ、四街道市行政もつなぎ役として集まり、さまざまな活動が展開されています。
「伝統・芸術文化」「食」「農」「学び」「体験」「地域資源」というキーワードでつながって、ほっとできる心豊かな「場」を創出。
わいわい村のツリーハウスや蔵の図書館は、シンボル的存在です。
この活動が千葉県主催の「コラボ大賞」を受賞し、今回の訪問となりました。
午後は、県の農林総合研究センターへ。
今年3月に新本館がオープンし、従来の8施設を集約し、効率的な研究体制を整備しました。
千葉県の農林水産業の研究拠点として、新技術・新品種の開発を担っています。
同施設には正職員212名をはじめ244名が勤務し、その約半数が研究職とのこと。
今回は最重点プロジェクト研究室におけるスマート農業技術開発の取組みについて、ご説明をいただきました。
県産木材を活用した館内を見学した後、スマート農業プロの実証研究現場であるダイコン畑でドローンの試行運転を見学。
次世代環境・生育センシング技術とICTを活用した栽培支援技術の開発及び利用技術に向けてのデータ収集が行われています。
千葉県の農業振興を担う研究員の方々の熱意が感じられ、貴重な学びの機会となりました。
立憲民主党会派と千葉民主の会の両会派が合流し、初めての県内視察でしたが、和気あいあいと楽しくかつ有意義な一日でした。
この学びを政策に生かしていきたいと思います。