緊急事態宣言延長/ 自宅療養者等の診療体制強化/ 在宅酸素療法/ 重い強度行動障がいのある方の支援
新型コロナ新規感染者の7日間平均も1000人を下回り、ようやく第5波の勢いも衰えがみられます。
病床占有率も全体で6割台に下がってきました。
政府は今日9日に対策本部会議を開き、千県を含む19都道府県での緊急事態宣言延長を決定する見通しです。
とはいえ、まだまだ予断を許さない状況です。
昨日は9月議会の議会運営委員会に出席。
今月22日(水)13時からの会派代表質問のほか、所属会派の4名が一般質問に登壇することが決まりました。
会派議員総会後に政調会を開き、代表質問登壇者の天野ゆきお議員と再質問や要望、原稿案について話し合いました。
年4回の定例議会では、8つの常任委員会をベースに質問項目を担当し、作り込んでいきます。
私は改選後の2年半前から健康福祉常任委員会に所属しており、この間ずっとコロナ対策を含む保健医療や福祉政策を中心に質問づくりを担当してきました。
今議会でのコロナ対策の質問は、新たに健康福祉常任委員になった礒部議員に担当してもらうことになりました。
私はかねてからのテーマである重度の強度行動障がいのある方への支援、来年度末で廃止となる県立袖ヶ浦福祉センターについて、担当します。
施設から地域へ。
真のノーマライゼーションの障壁は、障がいのある方への社会の根深い偏見です。
神奈川や宮城県で大規模コロニー施設の解体につまずき、方針が二転三転した原因とも言われています。
一方、千葉県では県立袖ヶ浦福祉センターの廃止、コロニー施設を解体し、重い障害のある方も自分らしくありのままに地域で暮らし続けていくためのシステムをつくりました。
それをしっかりと動かしていく、公的責務が問われています。
民間により一層の協力をいただきながら、市町村との連携で前進させていくために議会からもバックアップしていきたいと思います。
画像は、庭の皇帝ダリアにいたオオカマキリとコロナ在宅療養者診療体制の資料。
コロナ自宅療養者に電話診療や応診を行う病院・診療所と訪問看護を行う訪問看護ステーションの県内の状況です。
在宅酸素療法に対応できるところも増えてきました。
9月補正予算では9億6千万円の追加計上されているため、現在の実施状況を担当課からヒアリングしました。
在宅療養者は、昨日時点で8904人。
まだまだ十分ではありませんが、県も地区医師会等と連携し、急変時の備え、安心して療養できる体制づくりに取り組んでいるところです。
9月の健康福祉常任委員会でもさらに働きかけていきます。