亀田IVFクリニック幕張訪問/ 不妊治療
今日は朝からフル回転の一日でした。
午前は県議会棟で党県連のオンライン会議。
その後は、執行部からのいくつかの報告事項を受けながら、連休明けの代表質問勉強会に向けて概要報告を作成しました。
通常、代表質問は所属常任委員会ごとに分担して作り込みますが、今回は登壇者として自身が所属する健康福祉常任委員会の所管事項に加え、環境生活部、農林水産部、県土整備部の政策についても担当します。
政策テーマごとに頭を切り替えつつ、担当職員の方々と議論しますが、なかなか調査研究を深める時間がとれません。
夕方からは千葉市議の田畑直子さんのお誘いで幕張テクノガーデンにある亀田IVFクリニック幕張を訪問。
川井清考院長と石川恵事務長からお話を伺い、施設もご案内していただきました。
生殖医療の専門クリニックとして年間1000人を超える患者さんを受け入れ、不妊治療を行なっています。
男性の来所も増えていることから、クリニックの内装や環境作りにも配慮しているそうです。
患者さんは平日は100人程度、週末には140人も受診されるとのこと。
今年4月から不妊治療は保険適用となり、一般的な医療として位置づけられました。
しかし、その存在については広く知られて認識おらず、私も初めて知ることばかりでした。
少子化対策として、不妊の軽減が最重要課題ということをデータやエビデンスからご説明いただきました。少子化対策が叫ばれて久しいですが、公的セクターである行政が行なってきた対策とその政策効果はどうなのか?
今置かれている課題解決と次代のあるべき社会像を見据え、命の誕生に真摯に向き合う現場の医療者の方々の熱い思いに触れることができました。
18時半から3時間近くの訪問でしたが、あっという間に感じました。
お忙しい中、大変お世話になりました。
現場や当事者の声を力に、政策提案につなげていきたいと思います。
優しいランプの画像は、The Birth / 建築家・プロダクトデザイナーの板坂愉さんの作品