持続可能な地域社会づくり/ 千葉県自治研研究集会
今日は千葉県地方自治研究集会に参加。
自治労千葉県本部との共催で、「住み続けられる活力のあるまちづくり」がテーマでした。
基調講演は「地域づくりとしての地方移住」
講師は、國學院大学観光街づくり学部准教授/ NPO法人ふるさと回帰センター理事の嵩(かさみ)和雄さん。
かつての過疎対策が人口減少対策へ。
移住が成功するかどうかは、中間支援組織、世話人、コーディネーター、つなぎ作りが重要。
ふるさと回帰支援センターでの相談者を見ると、
リーマンショック以前は大量退職の団塊世代が20〜40代の現役世代が7割を占めていましたが、昨今は若い世代が地方に目を向け始める「田園回帰」の動きが特徴とのことです。
移住のきっかけは、不安や不満とのこと。
ふるさとを持たない若い世代のI(アイ)ターン志向、そして嵩さんが名付けた孫ターンという移住が超高齢化日本を救うと週刊誌等でも取り上げられるようになりました。
第二部でのシンポジウムは「移住」がテーマ。
パネリストには、鴨川市議になったばかりの福岡あずささん、NPOいすみライフスタイル研究所理事長の高原和江さん、銚子市ジオパーク・芸術センター所長の赤塚弘美さん。
それぞれの地元で生き生きと生活し、地域を元気にしているバイタリティあふれる女性たちでした。
リモートワーク移住(転職なき移住)が可能になったいま、積極的な移住も増えてきました。
- 消滅可能都市は千葉県の4割
コロナ禍で「疎」であることが強みになるか? - 関係人口 観光以上定住未満
外の人を受け入れる土壌があるか? - 移住・定住はハードルが高い
都市農村交流を行い、ファン、リピーターを作ってから - やりたいことができるから、そこを求めて移住
オーガニック給食など、共感する何かを見せていくことが大切 - 物の消費→事の消費→時の消費
たくさんのキーワードが湧き上がり、刺激的なシンポジウムでした。
昨夕は立憲民主党千葉県連常任幹事会が開かれ、終了後は報道各社記者のブリーフィング。
先の臨時国会で党県連代表の長浜ひろゆき参議院議員が副議長に就任したことから、党県連代表を退任されました。
それに伴う後任人事として、地元9区総支部長の奥野総一郎衆議院議員が新たな県連代表に、併せて小西ひろゆき参議院議員が新たな選挙対策委員長として、全会一致で選出されました。
私にとっては、日頃から連携している両議員が県連の要職に就任されたことは心強く、微力ながら党勢拡大のために力を尽くしていきたいと思います。