広がるオーガニック給食/ 子どもたちの五感を豊かに

全国オーガニック給食フォーラム

今日は、午後から中野ゼロで開かれた全国オーガニック給食フォーラムに参加。

実行委員長を務める太田洋いすみ市長からの開会挨拶を皮切りに、全国から集まった自治体首長たちが壇上で一言ずつ自己紹介しました。

千葉県からは、木更津の渡辺芳邦市長の姿も。
オーガニックのまちづくりに熱心に取り組んでおられます。
地元佐倉市の職員も参加との嬉しいアナウンスもありました。
国会からは、立憲民主党の川田龍平参議院議員が議連を代表して挨拶。

会場には自治体、農協、有機農業者、消費者、オーガニック給食を求める保護者、国内外のジャーナリストや研究者など千人を超える参加者の熱気に包まれていました。

14時スタート18時半ラストと長丁場かつ凝縮されたプログラムに多くの学びがありました。

  • フランスの前田レジーヌさんからは、エガリム法で加速するオーガニック給食
  • 韓国のカン・ネオンさんからは、親環境無償給食の実現までの道のり学校給食全国ネットワークの活動
  • 農水省の佐藤農業対策課長からは、みどりの食料システム法、有機農業の耕地面積拡大のためのオーガニックビレッジの推進について、すでに53地区(54市町村)が手を挙げ、地元佐倉市もこの国事業に参加しています。
  • 全国のオーガニック給食先進自治体のビデオメッセージには、宮崎県綾町、今治市、木更津市の紹介
    「今日も命を大切にいただきます」まさに給食は教育の一環であることを実感。
  • オーガニック給食奮闘記 
    ファシリテーター島村奈津さん、いすみ市職員の鮫田晋さん、JA常陸組合長 秋山豊さん、学校給食地産地消コーディネーター杉木悦子さんの座談会
    全ての子どもたちの五感を豊かに、自校式給食の匂い、音、働く姿、給食は豊かに育つための教育、
    五感をに豊かに、自然と共生する町、地産地消、生物多様性、子どもたちを食の主人公に、給食教育…etc

鮫田さんには2年前にいすみ市役所を訪問し、直接お話をお聞きしましたが、今日のような大きなムーブメントになるとは予想できませんでした。

オーガニック給食を全国に広げようというこの運動を追い風に地元佐倉、千葉県でも着実に進めていきたいと思います。