11月24日(木)コロナ第8波/ しろひげ在宅診療所山中光茂さん

コロナ新規感染者が2日連続5千人を超え、着実に増加傾向にあります。
週明け22日には病床確保計画を県全域でフェーズ2Bに引き上げ、1676床を確保することになりました。
クラスターも高齢者施設を中心に広がってきており、千葉県もこの冬の第8波の感染拡大に向けた対策を急ピッチで進めています。

明日25日(金)から12月県議会が始まります。
先週はコロナ自宅療養していましたが、一昨日22日(火)に久しぶりに登庁。
会派代表質問で担当しているコロナ対策について、担当課にヒアリングし、質問項目を確定しました。

この冬の季節性インフルエンザとの同時流行に備えた外来医療体制等の整備、国から求められている「外来医療体制整備計画」の策定に伴うさまざまな事業について説明を受けました。
特に発熱外来を増やすための県の新たな経費補助や協力金支給等の財政支援策も示されました。
新たな事業に必要な約100億円は、国からの臨時交付金を当て込んでいるとのこと。
今後、追加の補正予算として盛り込まれる見通しです。

医師・看護師・保健師・介護職といった専門職や国・県・市町村の行政職員の数は有限で、社会資源は無限ではありません。
3年目の冬に突入したコロナ禍をどのように乗り切っていくのか?
ウィズコロナという先の見えないトンネルの中を走り続ける日々です。

画像は先日講演をお聞きした山中光茂さん。
現在は、江戸川区のしろひげ在宅診療所の理事長兼院長、かつて33歳の時には全国最年少市長として三重県松坂市長を2期務められたユニークな経歴の方です。
その前はなんと歌舞伎町でスカウトの経験も。
市長だった時も医師の今も「人の幸せに寄り添う仕事がしたい」という変わらない信念と情熱で全力疾走中。
在宅医療に欠かせない介護職の社会的評価や報酬アップの必要性を強調されていたのが印象的でした。