男女共同参画センターへ

6月8日(金)

午前中は政策調査室会議があり、県地域防災計画改定にあたっての
要望書提出や6月議会への意見書案について、話し合った。

昼食を済ませ、稲毛区天台にある青少年女性会館へ。
山本さんの車で向かったが、渋滞に加え、目的地近くの道がとても
分かりにくく迷いながらもなんとか現地に到着。
数分の遅刻となってしまった…。
お待たせして申し訳ありませんでした。

今回の視察は民主党の湯浅議員がセッティングしてくださり、
女性県議の会メンバー7人全員が参加と相成った。
民主党からは、湯浅さん、堀江さん、石井さん、共産党の岡田さんに加え、
わが市社無からは、小宮さん、山本さんと私である。
このメンバーが一堂に会することはめったにない。
しかし、男女平等社会をめざすという共通項は確認ができている。

今年2月議会では東葛飾センター(旧女性センター)の廃止・統合の議案が
突然出され、常任委員会で反対の立場から質疑を行ったが、同僚議員から
の援護射撃もなく、孤立無援のまま執行部提案が通ってしまった。

というわけで、今年4月1日から県下に1箇所となってしまった
男女共同参画センターはどうなっているのだろう?
ということでの視察なのである。

会館の入口を入ると、ゆったりとしたロビーが広がっている。
そのロビーの半分を改修する形で男女共同参画センターの
情報コーナー設置が進められていた。
開架式の書棚に東葛飾センターからの図書が並べられているところ。
およそ7千冊以上あったが、半分以上はこちらに配架されるとのこと。
女性センター
今月中旬にオープン予定

その後、会議室で渡辺センター長や伊藤さん、男女共同参画課の木村課長や
小泉さんから今年度のセンターの事業等について、詳しく説明を伺った。
ペットボトルではなく手作りの冷たいお茶を出していただいたりと温かい
雰囲気のなか、全員が女性ということもあって、ざっくばらんに話が広がった。
県内に60人ほどいらっしゃる地域推進員の方々や市町村職員と連携し、
地道な取り組みをされている様子もお聞きした。
県が果たすべき役割は、まだまだ残されていると実感。
脚光を浴びることは少ないが、社会的意義のある重要な仕事だと思う。

少子高齢化社会のさまざまな課題を解決するために、男女平等社会の
実現は喫緊の課題だ。
実現に向けて、担当課の人員削減などこれ以上の後退はあってはならない。
何よりも男女平等の視点はすべての政策に位置付けるものであり、
民間との協働なしにも進められない。

一足飛びで実現させるのはとっても難しいのだが、
すぐにできることがあると、メンバーが一致したのは「男女共同参画センター」
の案内板を設置すること!
とにかくここに来るまでが分かりにくく、苦労するので、早急に道路標識など
を工夫して欲しいと要望しようということになった。
新しくなったセンターを多くの方々に利用していただき、
活発な活動につなげてほしい。

以下、センター主催のイベントのお知らせです。
*7月1日(日)午後1時30分~
 「子育て本音トーク」(男女共同参画週間記念フォーラム)
ファザーリング・ジャパンちば代表の村上誠さん、ロジカル・ぺアレンティング
LLP代表の林田香織さんによるトークセッションがあります。
子育ての失敗談から夫婦のパートナーシップ、孫育てのすすめまで
パパ&ママはもちろんじぃじ&ばあばも必見です!
託児あり、参加費無料です。
ぜひ参加申し込みをなさってください。