解散のベル
11月16日(金)
京成志津駅での早朝ネット通信配布・駅宣活動を終え、
県ネットへ毎週金曜日定例の政策調査室会議に出かける。
翌日は市民ネットワーク千葉県20周年記念シンポジウムがあり、
そのための最終打ち合わせをする。
完全に準備は終わっていなかったが、県議会決算委員会の最終日という
こともあって、私は途中退席し、決算委員会の傍聴へ。
部屋に入ると、ちょうど山本さんが退職金の財源見通しについて
質疑をしていた。
その他に非正規雇用やあまりにも消極的な女性職員の登用などの問題
についても言及した。
委員会終了後、今度は自分の一般質問のための資料請求をし、
一路国会へ。
黄色く色づいた銀杏並木を背景にした国会議事堂は、衆議院解散を前に
静かに佇んで見えた。
午後2時からスタートした八ッ場ダムを考える1都5県議会議員の会の
勉強会では、河原湯の現地報告や国交省の動向などのレクチャーを受け、
意見交換した。
会議終了後、ジリジリというベルの音が議員会館内に鳴り響き、
衆議院が解散。
解散選挙後の八ッ場ダムの行方が大いに気になるところだ。
何があってもあきらめず、完全中止に向けてがんばろうと確認し合い、
こちらも今日のところは解散。
その後、お隣の衆議院第1議員会館に移動し、「公共事業徹底見直しを
実現する集会 増税でバラマキを許さない!」に参加。
鈴木尭博さん(日弁連 元公害対策環境保全委員長)の特別報告
「公共事業改革基本法案(試案)」をお聞きした。
この集会には113団体が賛同し、道路やダムをはじめ全国各地で止まらない
「とんでもない公共事業」と闘っている人たちが多数参加し、アピールした。
3年前の政権交代で掲げられた「コンクリートから人へ」のスローガン。
この間、八ッ場ダム中止などことごとく反故にされているが、
来る選挙で自民党は「ヒトからコンクリートへ」の旗印を明確にしている。
民主党議員の離脱、離合集散の政局だが、どっちもどっちという究極の
選択では希望がない。