健康福祉常任委員会/コロナ5類移行/子どもの成長応援臨時給付金
おはようございます。
6月県議会も終盤を迎え、昨日は所属の健康福祉常任委員会が開かれました。
今回は執行部提案の議案は2件のみでしたが、部長や病院局長からの諸般の報告・その他について、何点か質問しました。
新型コロナ感染症は5月8日から5類感染症に位置付けられ、詳しいモニタリングから週1の定点観測に切り替わっています。
とはいえ、このところは感染増加傾向にあり、日本医師会も第9波に入ったとの見解を示しました。
ウィズコロナの対応として、国は重症化リスクの高い高齢者の入所施設における対策は当面の間、続けることとしてます。
そこで、県の取り組み、入所施設の従業員等への頻回検査や医療機関との連携強化などについて、質問しました。
コロナ抗原検査については、7月から9月末まで週2回の頻度で行います。
また、施設においてコロナ陽性者が出た場合の往診や電話相談、入院の要否や調整も行う医療機関がどの程度確保できたかも確認しました。
昨年6月議会の常任委員会で質問したときは、サービス付き高齢者住宅も含めた約2000件のうち56%でしたが、今年4月時点ではショートステイも含めた約3000件のうち78%までにアップ。
これまでの感染爆発では高齢入所者が医療にアクセスできず、施設入所を余儀なくされ、命を落とすケースもありました。
このような最悪な事態が生じないよう、コロナが一般の病気に扱いが変わったとしても、対応していかなければなりません。
質疑により、まだ医療支援体制ができていない施設についても、県が積極的に医療機関を紹介する取り組みを行うことを確認することができました。
この他、5月臨時議会の補正予算に計上された県独自の「子どもの成長応援臨時給付金」の支給に向けての取組状況、今年度中に策定する保健医療計画にかかわる医師確保計画、児童相談所一時保護所の環境改善、県立病院におけるコロナ5類感染後の対応等についても質疑しました。
画像は、休憩中の委員会室にて、庭のブルーベリー。