最先端をゆく千葉県警

3月1日(金)

ちょうど1週間前に2月議会が終わったが、今週は朝から晩まで
会議続きの日々だった。
県ネット運営委員会を皮切りに、男女共同参画懇話会傍聴、
八ッ場ダム千葉幹事会、子どもの貧困をなくすプロジェクトや
ちばレボ会議、そして今日の午前中は、政策調査室会議。
それだけに、今日の県警訪問は久々に新鮮な驚きの連続だった。

いつも会派控室の窓から真正面に見える県警ビルはずっと気になる存在。
念願かなって春一番の風が吹き荒れる中、会派メンバーと訪れた。
1階の正面玄関からICカードをかざしてゲートを入り、
8階の交通管制センターへ。
交通管制センター

大画面には県内の幹線道路の交通情報がリアルタイムで表示され、
一元的な交通管理が行われていた。
県内にある2800基の信号がコンピュータ制御され、渋滞緩和や
交通事故減少につながっているという。
ラジオやテレビ等の各社マスメディアに加え、カーナビーへの情報提供も
行われている。

次は9階に移動し、110番通報の受付センターへ。
ガラス越しに上からフロアーを覗くと、緑、オレンジ、青のランプが
ついたデスクがずらっと並んでいた。
緑は受付中、オレンジは待機、青は休みになるそうだ。
110番センターその1

正面にある大画面には、リアルタイムの通報件数が映し出され、
14:24現在778件の表示が、話を伺っているうちに14:41時点で
790件に増えていた。
1日平均778件で、1年間では59万件。
これは、59秒に1件になるとのこと!!
東日本大震災時は、1日4000件を超え、パンク状態だったそうだ。
1件1件パトカーへの出動要請をしたりと的確な判断が求められる。
想像しただけでも、パニックになりそう…。

110番センターその2
この激務を司令官以下20人の職員が24時間3交代で対応している。
食事や仮眠などの5時間以外は、任務に就いているとのこと…。
翌日は休みになるそうだが、健康面が心配だ。

そんな過酷な勤務のなか、深夜にはお悩み相談の通報電話もあるそうだ。
いわく「どこにかけてもつながらない」ので、110番にかけたとか。
そんなお困り通報にも丁寧に対応しているとは、頭が下がる。

最後は、屋上のヘリポートを案内していただいたが、
強風で長い時間立っていられない状況だった。
飛ばされないように、手すりにつかまりながら、1枚激写!
ヘリポート
残念ながら、ヘリコプターは成田に待機中とのこと

その後、1階の展示スペースに県警ヘリの写真を発見
県警ヘリ

白バイも初めて間近に見ることができた。
白バイと

建物も免震構造で3.11の時は、大いに揺れたとか。
何から何まで最新鋭技術の詰まった県警本部だった。
ご説明いただいた県警の皆さん、大変お世話になりました。
県民の安全な生活を守るため、今後ともよろしくお願いします。