中核地域生活支援センター大会2023/総合相談とは

今日は13時から開かれた千葉県中核地域生活支援センター大会に参加。
中核地域生活支援センターとは、平成16年10月に県独自に開設した24時間365日対応、対象を限定しない相談支援事業で、13の健康保健福祉圏域に1箇所ずつ設置されています。

今年は千葉みなとに新築された県社会福祉センターの研修室で開かれ、Webも含めて300人以上が学び合いました。
今年のメインテーマは、「総合相談って何?〜相談支援の根っこを考える〜」
県健康福祉部の高梨みちえ部長も冒頭の挨拶から終了の16時半まで同席されていました。

基調講演の講師は空閑(くが)浩人さん。
同志社大学社会学部で学生を教え、日本社会福祉学会の会長も務めておられます。
「相談支援の根っこを考える」と題しての話の冒頭で紹介されたのは、「諸君ヨ、人一人ハ大切ナリ」という同志社創立者である新島襄の言葉。
相談支援(ソーシャルワーク)とは、そこにいる「一人」を大切にする支援の営みであり、そこで暮らす「一人」が大切にされる関係づくりや場づくり、地域づくりのための営みとのこと。

第2部クロストーク「私が考える総合相談・相談支援」では、5人のパネリストがそれぞれの足場を見つめ、日頃の活動実践を通じての思いや考えを語りました。

総合相談とは?
相談者と一緒に考える人というイメージ
一人を大切にする相談支援と一人が大切にされる地域を「ともに」築く

さまざまなキーワードが飛び交い、社会福祉の最先端、現場で一人ひとりに向き合う職員の皆さんの熱気に包まれた会場でした。