魂の一議席
6月1日(土)午後、船橋の公民館で開かれた沖縄のドキュメンタリー
映画「ラブ沖縄@辺野古・高江・普天間」の上映会・学習会に参加。
昨年10月、御茶ノ水の明治大学でこの作品を撮った監督の一人である
藤本幸久さんのお話を聞き、メイキング映像も見ていたのだが、
今回の完成作品も息をつく間もなく2時間が経過。
およそ民主主義国家なのかと目を疑わざるをえない国家権力との
激しい攻防、戦後67年にわたって非暴力で抵抗し闘い続けている
沖縄の人々の計り知れない苦しみと悲しみ…。
戦中も戦後も構造的差別に苦しみ、捨て石にされている沖縄の姿、
一人ひとりの表情、一つひとつの場面が脳裏に焼き付き、
本土の私たちが知らされない事実を突きつけられ、
真実を知らない罪の意識と同時にやり場のない怒りが込み上げてくる。
重苦しい学習会を終え、会場を移して、次は山城博治(やましろひろじ)
さんの勝手連・千葉結成総会が開かれた。
山城さんは7月の参議院選の全国比例区からチャレンジする社民党の
立候補予定者であり、山内徳信さんの後継者になる。
先ほどの映画のなかにもたびたび登場し、沖縄の基地闘争や平和運動を
長年引っ張ってきた代表的な存在だ。
千葉でも応援していこうと勝手連・千葉が立ち上がり、私も発起人の
ひとりに加わる。
会場には、山内徳信さんが駆けつけ、山城さんへのバトンタッチの経緯や
行動力・発言力抜群の山城さんをアピールされた。
集会が始まる前にご挨拶し、昨年の10月に読谷村を訪ね、山内さんが
村長だった頃、米軍から返還された弾薬処理場跡地につくられた
やちむんの里(焼きものの里)で大嶺實清さん(元沖縄芸術大学学長)
にお話を伺ったことを伝えると、とても嬉しそうに読谷村の
「文化の咲き誇る里づくり」の話をしてくださった。
山城さんご本人は全国を飛び回っているとのことで
メッセージを寄せてくださった。
最後のところをご紹介すると、
私は、今こそ民意が大切にされる政治を実現し、沖縄を再び悲劇の戦場の
島にさせないために身体を張って奮闘しなければならないと思っています。
暮らしと命を守り、基地のない平和な沖縄を、日本を、実現するため山内
徳信参議院議員の後継として、太田昌秀先生(元県知事、参議院議員)
から引き継がれてきた戦争への道を許さない「魂の一議席」を
県内外の仲間と手を取り合って守り抜く決意です。
参議院選まで残された期間、県内でもできるだけ多くの街宣活動を行い
千葉県からも確実に票を積み増していけるようがんばりたい。
すべて薬草で目にも楽しいお気に入りの一枚