稲嶺市長との面談&東村高江
4月21日(月)
まず初めに市長から、沖縄防衛局から辺野古漁協の占有許可申請などの
文書を先々週の金曜日に事前の知らせもなくぽんと置かれたことについて
お話があった。
5月12日を回答期限に設定したのはどういうことか?
文書で要求していることの根拠は何か?
文書の中身も理解しがたく手続的㋨上でどうなのか?
沖縄防衛局のと一方的なやり方に不快感を示し、応援弁護団と対応を
話し合っているとのこと。
また、名護市では中学生にも分かる冊子を作り、米軍基地や辺野古移設
について市民の理解を求めている。
稲嶺市長は5月にはワシントンやNYを訪れ、上院下院の議員や報道機関
や支援者たちと会い、環境や人権問題を訴えていくと話された。
辺野古新基地建設についても、抑止力としての必然性ではなく、
自分たちが言い出したことを簡単に反故にされたくない
大したことのないプライドのためにやっているとも。
沖縄の一縷の望みを一身に受け、国相手に闘っている稲嶺市長。
思いのほか物静かで自然体の稲嶺さんにお目にかかることができ、感動。
名護市役所を後にし、最北端の東村高江のヘリパッド建設地へ。
テントで地元の女性から説明を聞く。
沖縄本島北部の豊かな森に囲まれた地域であるやんばる(山原)には、
地球上でここだけにしかいないヤンバルクイナやノグチゲラなど
固有種や絶滅危惧種が数多く生息している。
国際自然保護連合が保護を求めるほど世界的に貴重な生物多様性の宝庫
に直径75mのオスプレイのヘリパッドを6箇所造る計画だ。
反対する住民の声を無視する形で2007年防衛局は工事を強行したため、
住民や支援者がこの日からずっとテントを張り、座り込みを続けている。
ここでは、国が座り込み住民を訴えるという前代未聞のことが
起こり、最高裁に上告という段階とのこと。
このような訴訟のことをSLAPP訴訟と呼ばれているそうだ。
書きれないほどたくさんの情報をいただき、頭がオーバーフロー気味。
この植物、葉が開いていないところは、食べられるとか。