韓国の女性たち
5月27日(火)
朝10時20分過ぎ、県ネット事務所に韓国の生協icoopから視察団
が来訪。
20代から40代の女性たちが中心で会議室は満員状態。
通訳の女性を介して、韓国語と日本語での意見交換が行われた。
市民ネットの活動や地域政党としての選挙手法、代理人(議員)の選び方
等々、多岐にわたる質問が矢継ぎ早に出される。
熱心にメモを取る姿が印象的だった。
韓国も女性の政治参画が遅れているとのこと。
しかし、女性ならば誰でもいいというわけではない。
権力を持つために議員になるのではなく、権力を正しく行使し
地域、社会、生活を良くしたいという視点がなければ本末転倒だ。
このことを私たちは「市民政治」と言っているが、韓国では「生活政治」と
言うそうだ。
午後2時からは、会派メンバーで議員定数の検討会議。
一票の重み、格差をどう考えるか?
都市部と郡部、農水産漁業から都心に働きに出る勤め人など
多様な生活背景を持つ県民の意見をどのように反映するか?
さまざまな論点をすっきりと解決する案を取りまとめるのは至難の業。
侃々諤々の議論を経て、夕方、おおよその考えがまとまった。
各会派から続々と見直し案が出ているが、肝心の県民はどのように
評価するのか?
これがなければ、お手盛りと言われても仕方がない。