困難を抱える女性支援/民間団体との意見交換
おはようございます。
今日から福岡県・福岡市での視察調査へ。
9時発の便に間に合うよう、6時の電車で向かっています。
昨日は、会派同僚の安藤じゅん子議員と困難を抱える女性支援を行っている民間団体を訪ね、現場の実情や課題についてお話を伺いました。
9時から千葉市生活自立・仕事相談センター若葉において、ワーカーズコープちばの菊池さん、樫尾さん、及川さんから生活困窮者自立支援を行う中で見えている困難を抱える女性たちの実態や一時生活支援やシェルターの運営をお聞きし、県の女性サポートセンターの役割や県の新規事業の課題等々について、意見交換。
次に同事業所が運営している一時保護所を見学し、マザーズ・コンフォートへ。
通称「マザコン」さんは、2018年9月に千葉市若葉区西都賀で大谷明子さんが個人で設立し、翌年に一般社団法人化。
貧困の中での予期せぬ妊娠や出産、様々な事情を抱えた中での育児など、多様で困難な問題を抱える女性や女の子たちに寄り添い、受け入れる場・地域を目指して活動されています。
2021年8月から千葉市から「女性のためのつながりサポート事業」を受託し、相談事業や居場所の提供を行っています。
今年度から困難を抱える女性の自立支援法施行に伴い、県の新規事業にもお力を貸していただき、主にアウトリーチといわれる相談支援を8月半ばから始められるのではないかとのことでした。
中高生についての相談は、スクールソーシャルワーカー経由が多いそうです。
また、10代の若年女性の妊娠、制度の狭間にある女性の問題への対応も求められているとのこと。
通称「ぐるぐるカー」で夜間のアウトリーチ活動や県立高校への出前出張も行い、若い人への啓発活動にも力を入れておられます。
新法ができる前から民間サイドの精力的な取り組みで困難を抱える女性に寄り添ってこられた方々に改めて敬意を表します。
今後は行政も民間からさらに学び、官民の連携を深めていかなければなりません。
とても貴重な機会をいただき、ありがとうございました!
今後にしっかりと繋げていきます。
最後に、ワーカーズコープが運営しているフードバンク千葉を訪問。
移転直後に来所したことがありますが、在庫品がさらに増えていました。
こちらも社会に必要な活動であり、引き続き応援していきます。