福岡県議員提案条例/福岡市産前•産後母子支援センター/スタートアップ都市

おはようございます。
福岡での視察調査３日目の朝です。
昨日は９時から福岡県プレコンセプションセンターを訪問。
今年４月全国に先駆けて設立され、福岡県助産師会が受託運営しています。
プレコンセプションケアとは、若い世代が妊娠の計画の有無に関わらず、早い段階から妊娠・出産の知識を持ち、自分たちの生活や健康に向き合うこと。
同センターを統括する佐藤香代助産師会会長と佐藤繭子コーディネーター、福岡県福祉労働部子育て支援課の猪毛尾参事から設立に至るドラマチックな経緯とスピーディーで精力的な事業展開をお聞きし、活発な意見交換ができました。
人の熱意と経験が政策を動かす原動力になる好事例を学ばせていただきました。

11時からは福岡市の産前•産後母子支援センターComomotieへ。
福岡市が特定妊婦等支援を行う施設です。
昨日に引き続き、後藤県議に同行いただき、昼食は県庁食堂にて福岡の食材を使ったお弁当をいただきました。

午後は、福岡県議会で議員立法で成立したワンヘルス推進基本条例と性暴力根絶条例について、議会事務局の安武法務監、各事業課の方々から条例制定過程や現在の取組と課題等について、詳細説明を受けました。

特にワンヘルスについては、以前から関心が高く、コロナ禍後に視察調査したいと考えていました。
今年度からは副知事をトップとする全庁組織体制をスタートし、多岐にわたる事業展開に力を入れていくとのこと。
福岡県がアジアを牽引する存在となり、全国の自治体での取組を横展開していきたいとの意気込みに圧倒されました。