14日(日)八ッ場ダム住民訴訟10周年集会もお忘れなく!

12月11日(木)

昨日10日は、県議会の一般質問最終日。
そして、特定秘密保護法が施行されたトンデモナイ日でもありました。
衆議院選挙も大詰めとなり、自民党圧勝というマスコミ報道に危機感を感じる
市民はどのくらいいるのでしょうか?
明日は県議会が休会となったので、私も選挙応援に入る予定です。

ところで、今度の日曜日14日は投票日ですが、
八ッ場ダム住民訴訟10周年報告集会の日でもあります。
これまで東京と千葉の会が隔年ごとに集会の幹事役を務め、
今年は千葉の会が集会の準備をしています。
10周年は格別の感があります。
尾田さんのご講演も楽しみです。

しかし、そうはいっても、10年たってもこの運動を続けなければならない
ことにこの国の公共事業のあり方が正されない憤りを強く感じます。
安倍政権による国土強靭化、無駄な公共事業へのバラマキをストップさせる
ことが何よりも必要です。

というわけで、再度のご案内です。

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八ッ場ダム住民訴訟10周年報告集会

今、川とひとを分断するもの
   ~1997河川法改正の理念を取り戻そう!~

 6都県の住民が一斉に提訴した八ッ場ダム住民訴訟は、10年目を
迎えました。6都県の高裁判決は全て「不当判決」。
闘いの場は最高裁に移っています。
その一方、建設予定地では、入札談合疑惑、有害鉄鋼スラグの埋設など、
次々と問題が浮上する中、本体工事が着工されようとしています。
 厳しい状況ですが、河川法改正の立役者とされる元河川局長の
尾田栄章さんを講師に、川と人の新しい関係を目指して河川法改正を進めた
当時の経緯などを語って頂きます。
 何が当時の理念を変質させたのか、どうしたらその理念をとりもどすことが
できるのか、共に考えたいと思います。川と人を分断する今の河川行政に
未来はないからです。
 ぜひ、ご参加ください。

日時 2014年12月14日(土) 13:30~16:30
会場 全水道会館4階大会議室
  (JR水道橋駅東口2分、都営地下鉄三田線水道橋駅A1出口1分)

講演 「河川法改正が目指したもの」
  尾田栄章さん(元建設省河川局長)
 旧建設省河川局長として、「河川環境の整備と保全」「関係住民の参加」を
求めるなど、河川法改正を主導した。1998年退職。現在、福島県広野町の
任期付職員として、復興・再生事業に携わる。
<主な著書>「セーヌに浮かぶパリ」(東京図書出版会)
         「みちのくに徹する」(山海堂)

報告 ○ 嶋津暉之さん(八ッ場ダムをストップさせる市民連絡会代表)
   ○ 高橋利明さん(八ッ場ダム住民訴訟弁護団長)
   ○ 各都県から
参加費  500円

主催 八ッ場ダムをストップさせる市民連絡会、八ッ場ダムをストップさせる
群馬の会・茨城の会・埼玉の会・千葉の会・東京の会、ムダなダムをストップ
させる栃木の会

吾妻川の流れ
今年7月に訪れた八ッ場ダム建設予定地・吾妻川の清流

世界の潮流は、脱ダム・ダム撤去。
時代錯誤のダム推進は、将来世代に莫大なツケを残すだけ。
どうぞ集会にご参加ください!