佐倉市立美術館/千葉県立中央博物館へ
台風10号は熱帯低気圧に変わったようですが、暖かく湿った空気を運び込んでいます。
明日にかけて関東でも雷を伴った激しい雨が降り、大雨となるところがあるようで心配です。
昨日は9月議会一般質問の準備のため、自宅で資料を読みながら、溜まった家事を。
今日は気分転換も兼ねて、友人と美術館・博物館に足を運びました。
午前中は佐倉市立美術館で開かれている「30周年記念及び生誕100年記念深沢幸雄展」を鑑賞。
市原市鶴舞を拠点に91歳まで旺盛な製作意欲で取り組んだ彫刻作品の数々に圧倒されました。
午後は千葉県立中央博物館で開かれている特別展「万祝(まいわい)博覧会〜海をまとう」へ。
ギャラリートークでは、学芸員の鈴木さんから万祝にかかわる調査研究を解説いただきました。
漁師の祝い着として江戸後期の房総半島で生まれ、東日本の太平洋沿岸で流行し、青森から静岡まで広がったそうです。
企画展示まで2年間、学芸員お二人で調査研究に取り組まれたとのこと。
本当に素晴らしいです。
万祝に描かれた図柄等から地域の歴史や時代背景などが読み取れ、貴重な歴史資料としての価値にも感銘を受けました。
ビジュアル的にもとても美しく、心を動かされる展示作品の数々でした。
9月29日(日)まで開催していますので、ぜひお出かけください。
佐倉市立美術館では「記憶のかけら」プロジェクトのペンダントとピアスを購入。
2011年発災した東日本大震災の揺れでバラバラになた佐倉市立美術館エントランスホールのシャンデリアのパーツを丁寧に洗い、アクセサリーに再利用されたものです。
早速ペンダントを身につけ、美術館の玄関で写真を撮ってもらいました。