国立がん研/がんとともに生きる

今日は朝から築地にある国立がん研究センターへ。
日頃から連携させていただいている一般社団法人「患者家計サポート協会」の黒田ちはるさんからのご案内で、ジャパンキャンサーサバイバーズデイ2025に参加しました。

今回のセミナーは、転移・再発した場合、こころや身体にさまざまな変化が起こりうる中で「わたしらしく」「がんとともに生きる」を考えるというテーマ。
医療現場からは、内科医でNPO日本がんサバイバーシップネットワークの高橋郁代表理事が、根治が難しいがんとの付き合い方について、国立がん研・中央病院の安藤弥生医師がゲノム医療による治療方法の選択や今後の展望について、講演されました。

また、相談支援現場からは、日本対がん協会相談支援室・北見知美マネージャーが、がん支援拠点病院に設置されているがん相談支援センターの役割と活用や意思決定をするための伴奏者の必要性を。
NPOマギーズ東京の秋山正子センター長からは、寄り添うことの大切さ、がんとの付き合いが長くなっているなかでの「第二の我が家」の実践について、ご報告がありました。

他にも、がん患者・家族の支援団体に対する助成を受けている5団体からの活動報告もありました。
「がんママカフェ」「がんママフェス」など、初めて聞くワードもあり、地域に相談できる場所、身近に支え合うシステムがあることの重要性を学びました。

昼休憩や講演の合間には、出展企業・団体のブースを回り、色々なお話を聞くことができました。

この2年間で学生時代の親友や会派の仲間をがんで亡くし、がんを身近に感じるようになりました。
今の私の立場でできること、やるべきことは何かを考え、最大限に取り組んでいきたいと思います。

画像は、出展ブースで「患者家計サポート協会」の皆さんと。
資生堂ジャパン株式会社のブースでは、抗がん剤治療による顔色の補正やアザをカバーするファンデーションのデモンストレーションを受けました。